Sprintが始めた携帯電話の新"パーソナライズ"サービス

携帯電話にはそれぞれ電話番号がアサインされており、アメリカでは地方局番3桁プラス電話番号7桁の計10桁が使われる。

ところで、電話の番号ボタン(スマートフォンではキーパッド)には、2にはABC、3にはDEFといったように数字2から9までには3個から4個のアルファベットが、0には+の記号が書かれている。企業によってはこのアルファベットをうまく利用して、会社名や製品名となるように番号を選んで登録するところが多い。
Apple Storeの代表番号は"800-MY-APPLE" (800-692-7753)、iPhoneのテクニカルサポートは"800-MY-IPHONE" (800-694-7466)といったように。

で、携帯電話会社第3位のSprintが今日発表した新サービス"StarStar Me"は、なんと10桁の番号を無視して、文字で登録できるようになっている。
例えばオバマ大統領なら、自分のファーストネーム"barack"を電話番号として登録できるのである。
実際には、"StarStar Me"という名前のとおり、始めに識別用の"**"がつけられ"**barack"となり、電話をかけるほうはキーパッドで"**barack"と押せばいい。
この新サービスは、月額2.99ドルの有料で提供される。

iPhoneでコンタクト管理をしっかり行っておけば、Siriで名前を言って電話をかけれるので、iPhone利用者がかける分にはさほど有用には感じられないが・・・、それでも覚えやすい文字で電話をかけれるというのは画期的なサービスなのだろう。

こちらでは、車のナンバープレートも希望すれば有料で自分の好きな文字や数字を並べて登録が可能である。
ナンバープレートをパーソナライズして、自分の会社名にしている中小企業のオーナーも多い。