Facebook E-Commerce
FacebookがほぼPortal化してきた現在、Facebook上でのE-Commerceが台頭してきている。
1992年にOnline ShopサイトをオープンしたいわばECの老舗ともいえる"1-800-Flowers"は、Facebook上でも店舗を開いた最初の会社として有名である。
学校で生徒から先生に感謝の気持ちをこめて花を渡したり、Valentine's Dayに男性から女性に薔薇の花を渡す習慣があるなど、アメリカでは花を渡したり送ったりすることが多く、1-800-Flowersの利用者も多い、
前回の記事で書いたOld Spiceを扱っているProcter & Gamble (P&G)社の商品ブランドのひとつである"Pampers"も、最近Facebook Page上でE-Commerceを始めた。
このFacebook上の"Pampers"ECの最大の特徴は、Amazon.comと提携していることである。
商品検索、ショッピングカート、決済、配送まですべてAmazonの仕組みを利用するのだが、サイトはFacebookのままである。
Amazonのメンバーであることが前提で、Amazon PremeのメンバーはFree 2-Days Shippingもそのまま適用される。
"Pampers"商品の主流購入者は、0〜3歳くらいまでの子供を持つ親であり、年齢層でいうと20代後半から30代中頃。
ちょうど、Facebook利用者全体の約四分の一を占める年齢層でもある。
今後も成長し続けるE-Commerceにおいて、Social Mediaとの連携はより密接になっていき、Social-Commerceとして発展していくことでしょう。