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モバイル マーケティング カンファレンス 2006を覗いてきました。

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モバイル マーケティング カンファレンス 2006を覗いてきました。カンファレンスの内容の報告はこの記事に譲るとして、先ず感じたことは、通常のIT系カンファレンス参加者の平均年齢と比べて確実に1ゼネレーションは若い人たちが集まっているなということでした。昔のIT系カンファレンスも若い人の参加が多かったのですが、日本のIT産業も老齢化したということでしょうか?と言うか、IT系でも若い人の多くはモバイル系に行っているということでしょう。全体印象はこれ位にして、少し中身に触れてみます。
従来のマーケティングには時間と場所の制約がありましたが、インターネットは一切の制約の無いサイバー空間上のマーケティングを可能にしました。ところがPCだけのインターネットだけですと生活者にとっては、PCのある自宅にいる時、といった時間と場所の制約がありました。しかしケータイというモバイル機器の登場によって本当に、マーケティングにとっては、何時でも、何処でもが可能になり、それも生活者とは30cmの距離になりました。そして若い女性が帰宅途中の電車の中で売れ筋の洋服を売り切れないうちにケータイインターネットで購入するといったことが可能になりました。ところが各ショッピングサイトの報告では帰宅後の時間帯でも結構ケータイからの購入が多いとのことです。わざわざPCを立ち上げるのは面倒だからという理由でしょうか?又、総務省の発表では意外にも60歳代でもインターネット使用はPCよりもケータイの方が多いとのことです。ドメインもモバイル向け専用の「.mobi」が9月から正式に認められるようになり、P&Gは500ものURLを申請したそうです。Web 2.0といわれる時代で、PCとケータイの両方のインターネットが共存し、生活者は情報の性格、時間、場所によってPCコミュニケーションとケータイコミュニケーションを使い分けていくことでしょう。

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