【図解】コレ1枚でわかる3種類の量子コンピュータ
量子コンピュータは、理論上、この世界の全てを計算できる万能のコンピュータです。ただ、その実現は容易なことではなく、その解決策も含めて、研究開発が進められています。
万能量子コンピュータ
量子物理学の基礎方程式を全て計算できるコンピュータです。量子の振る舞いを正確に操作することで、その実現を目指しています。
そんな、万能量子コンピュータを実現するには、量子の動きを一定時間停止させなければなりません。また、仮に誤りがあってもそれを自動的に訂正できる仕組み(エラー耐性)などが必要となりますが、未だその有効な解決策は見つかっていません。
非万能量子コンピュータ
万能量子コンピュータには、大きな可能性が期待されてはいますが、エラー(あるいはノイズ)を訂正できるようになるには、まだ相当の時間がかかりそうです。そこで、「ノイズのある中規模の量子コンピュータ」をまずは作り、そこでの用途を探る取り組みも行われています。このようなコンピュータは、「NISQ(Noisy Intermediate-Scale Quantum)コンピュータ」と呼ばれ、実用化にもさほどの時間はかからないとされています。
特化量子コンピュータ
「組み合わせ最適化問題」に特化して、高速に計算しようと開発されており、「量子アニーリング・コンピュータ」とも呼ばれています。
「アニーリング」とは、「金属の焼きなまし」のことで、この物理現象の原理を参考に、「組み合わせ最適化問題」を高速に解くことができる計算方式のことです。「組み合わせ最適化問題」とは「様々な制約の下で多くの選択肢の中から、ある指標あるいは値を最も良くする組合せを求める計算」のことで、その応用範囲は広く、例えば、配送コストを最小にする配送経路を求める問題、機械学習アルゴリズムにおける学習過程、金融ポートフォリオの最適な組合せを見つけるなどへの適用がすすめられています。
量子物理学的な性質を利用して計算していることから、量子コンピュータに区分され、既に市販製品が出荷され使われています。
新入社員のための「1日研修/1万円」
今年で8年目を迎える恒例の"新入社員のための「1日研修/1万円」"の募集を始めました。
社会人として必要なITの常識を学び、ITに関わることのやり甲斐を考える
ChatGPTや生成AIの登場でビジネスの前提が大きく変わってしまいました。DXもまた再定義を余儀なくされています。アジャイル開発はもはや前提となりました。しかし、ChatGPTに代表される生成AIが何か、何ができるのかも知らず、DXとデジタル化を区別できず、なぜアジャイル開発なのかがわからないままに、現場に放り出されてしまえば、自信を無くしてしまいます。
そんな彼らに、いまのITの常識をわかりやすく、体系的に解説し、これから取り組む自分の仕事に自信とやり甲斐を持ってもらおうと企画しました。
お客様の話していることが分かる、社内の議論についてゆける、仕事が楽しくなる。そんな自信を手にして下さい。
【前提知識は不要】
ITについての前提知識は不要です。ITベンダー/SI事業者であるかどうかにかかわらず、ユーザー企業の皆様にもご参加頂けます。
これからの営業の役割や仕事の進め方を学び、磨くべきスキルを考える
ChatGPTの登場により、ビジネス環境が大きく変わってしまいました。もはや、お客様からの要望や期待に応えて、迅速に対応するだけでは、営業は務まりません。お客様の良き相談相手、あるいは教師となって、お客様の要望や期待を引き出すことが、これからの営業には求められています。
AIやテクノロジーに任せるべきことはしっかりと任せ、人間の営業として何をすべきか、そのためにいかなる知識やスキルを身につけるべきなのか。そんな、これからの営業の基本を学びます。また、営業という仕事のやり甲斐や醍醐味についても、考えてもらえる機会を提供致します。
新入社員以外のみなさんへ
内容は、新入社員向けですが、若手の皆さんにもお役に立つはずです。また、ベテランの方や他業界から転職された皆さんにとっては、ITトレンドのいまの常識を確認することやIT営業の基本を知る機会としても、お役に立てると思います。
人材育成のご担当者様にとっては、研修のノウハウを学ぶ機会となるはずです。教材は全て差し上げますので、自社のプログラムを開発するための参考にしてください。