神社の杜のワーキング・プレイス 8MATO 秋の新作メニューと薪ストーブでのおもてなし
この1週間ほどで、急に寒くなりました。つい先日まで、森に浮かぶオープン・デッキに半袖でも何とかなりましたが、もはや不可能!というわけで、デッキで焚き火という、究極の贅沢を楽しんでいます。
日々の暮らしは?買物、病院、学校は?気になることを八ヶ岳暮らしの人に聞いてみよう!
10月7日(土)に、こんなイベントをやりました。オンラインでも20名近くの皆さんが参加してくれました。また、8MATOにも地元の方や東京から、わざわざ駆けつけてくれました。
話をしてくれた方だけではなく、私の周りにいる人は、どなたも「移り住んで良かった」というご意見ばかり。まあ、こういう自然が大好きだから、移ってきたわけですから、当然と言えば当然ですが、大きなスーパーも近くにあり、買い物に不便はなく、Amazonだって翌日には届きます。電気や水道、インターネットなどのインフラも問題なく、ガスはプロパンで知らないうちに交換してくれるので、都市ガスと変わりません。ただ、車がないと生活しにくいことは確かですね。
リモートで働ける人であれば、何の不便もありません。都心に出るのも2時間ですから、たまの出社でOKであれば、不便を感じることはありません。コロナ禍を経てリモートワークが特別なことではなくなり、移住者が急増しているのは、そんな理由があるからだと思います。
ただ、こちらで職を求めるとすると、ちょっと大変かも知れませんね。大手企業の工場や観光業などはそこそこあります。ただ、都会と同等の収入を期待するのは、なかなか難しいかも知れません。
そんな中で、都会から移り住み起業して、都会にいたとき以上の収入を得ている人や、ITの個人事業主で、不自由のない暮らしをしている人も少なくはありません。
辛いのは冬の寒さでしょうか。都心と比べて5〜6度ほど低く、寒さはなかなかのものです。ただ、氷点下10度を下回ることは年に一度くらいです。
また、雪下ろしが必要な積雪はなく、東京に南岸低気圧が通過して雪を降らすのと同じタイミングでこちらでも雪が降る程度です。東京に比べれば積雪量は多いのですが、8MATOのある八ヶ岳南麓の山梨県北杜市は、日照時間が日本一なので、雪が溶けるのも早いですね。ただ、日の当たらないところはなかなか雪が溶けず凍り付きますから冬のシーズンはスタッドレスが必須です。
そんな八ヶ岳南麓の北側は八ヶ岳の山塊やその向こうの越後の山々に遮られていますので、雪はそちらに降らして、乾燥した冷たい風が、山から吹き下ろされます。夏でもそうですが、特に冬は、乾燥します。それが辛いという人もいるかも知れません。そんなわけで、こちらでは、ストーブの上でガンガンとお湯を沸かしています。
まあ、100点満点はありませんから、しかたはありません。でも、私がこちらに居を構えて8年が経ちましたが、都会に出ても直ぐに戻りたくてなる場所です。私の友人も遊びに来て、気に入ってしまって、移り住んでしまった人も何人かいます。かく言う私もまた、遊びに来て、びびっときて家を建ててしまったわけで、そんな魅力的な場所です。ちなみに土地のお値段は、東京近郊の住宅地の1/10ですから、リーズナブルな金額で大きな庭付き一戸建てが手に入ります。
さて、そんな八ヶ岳南麓の拙宅近くに、陶芸家がいらっしゃいます。普段は兵庫県芦屋にお住まいですが、標高1000mのこの場所でしか出せない色を求めて、ここに登り窯を作られました。もともとは芦屋にあった窯を移築されたそうで、江戸時代から続く窯元だそうです。
そんな登り窯の年に一度の火入れを見学させてもらいました。登り窯のことは、テレビでも何度か目にしていますが、現物を見たのははじめです。釉薬をかけず、土に混じっている長石が溶け、唐松、赤松の灰が被って独特の味わいを生みだす自然釉(しぜんゆう)の作品を作ろうとされているのだそうです。気圧なのか、湿度なのか、薪なのか、それらの偶然の組合せが、見事な景色を作り出すのだそうです。
そのために4日間昼夜を問わず3交代で薪を入れ続けるそうです。そして、火を落として4日間冷まして窯から作品を出します。そんな大変な作業のチョットだけを見学させてもらいました。
跡継ぎがいないことを心配されていましたが、こういう伝統は繋げてほしいですね。素晴らしい作品ができることを願っています。
さて、もはや8MATOの看板となったベジカフェ「スピカ食堂」も季節が変わって新メニューが登場しました。手作りの十穀ブレッドと無農薬、無肥料の野菜で作ったオープンサンド、大豆肉を甘辛く焼いたお野菜たっぷりのワンディッシュ・ランチなどをご用意してお待ちしています。
10月のスピカ食堂の営業日は、以下の予定です。お電話にてご予約ください。
13 金、14 土、19 木、21 土、25 水、26木、28土
電話でのお問い合わせ:080-5559-9043(9:30-17:00/月曜日定休)
柔らかで暖かい薪ストーブと共にお待ちしています。
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2022年10月3日紙版発売
2022年9月30日電子版発売
斎藤昌義 著
A5判/384ページ
定価2,200円(本体2,000円+税10%)
ISBN 978-4-297-13054-1
目次
- 第1章 コロナ禍が加速した社会の変化とITトレンド
- 第2章 最新のITトレンドを理解するためのデジタルとITの基本
- 第3章 ビジネスに変革を迫るデジタル・トランスフォーメーション
- 第4章 DXを支えるITインフラストラクチャー
- 第5章 コンピューターの使い方の新しい常識となったクラウド・コンピューティング
- 第6章 デジタル前提の社会に適応するためのサイバー・セキュリティ
- 第7章 あらゆるものごとやできごとをデータでつなぐIoTと5G
- 第8章 複雑化する社会を理解し適応するためのAIとデータ・サイエンス
- 第9章 圧倒的なスピードが求められる開発と運用
- 第10章 いま注目しておきたいテクノロジー
神社の杜のワーキング・プレイス 8MATO
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