神社の杜のワーキングプレイス 8KUMO 壁の内張が終わりました
毎週末、八ヶ岳南麓に来る度に、着実に完成に近づく姿を見ながら、ワクワクしています。先週は、壁に断熱材が入り、内張の作業が終わりました。建物の内側の構造が、はっきりと分かるようになりました。
天窓の陽射しが、カフェエリアを明るく照らしています。ここでコーヒーを飲みながら、仕事や読書を楽しむことができるようになるのも、まもなくです。
仕事をして頂くために必要な機材や文房具、プリンターなどを置くための棚もできあがりました。熱さ3cmの無垢の杉板をなんとも贅沢に使っています。
キッチンもこんな感じ。大きく空いた場所には、高さ110cmの無垢材のカウンターテーブルが設置されます。ここでコーヒーや軽食を楽しんで頂ける予定です。
トイレとシャワールームを、それぞれ2ヶ所作りました。設備工事はこれからですが、わりとゆったり使えます。
デッキにつながる大きな扉は圧巻です。左右に大きな1枚ガラスの引き戸が設置されます。重量は約100kg!これに市販の建具ではなく、職人さんが、材木で手作りするとのことで、これはかなり大変な作業になります。ただ、ここに1枚ガラスを入れたのは、デッキとカフェスペースの一体空間を作りたかったからで、ここにも職人さんたちのこだわりが光ります。
この土日、標高1000mの8KUMOも、気温が30度近くまで上がりました。ただ、このデッキにいると、森を駆け上がる風がドライで心地よく、まるでクーラーを掛けているようでした。木々のこすれる音と鳥たちの鳴き声が、BGMとなって緑のカーテンの向うから聞こえてきます。絶対に余計な音楽は流さないぞ!と、改めて決意を新たにしました。
屋根裏部屋にも床が張られました。これも2cmの無垢材です。寝転がってみるととても心地いいですよ。まったくギシギシしないのも流石です。手摺りがないので酔っ払って落っこちないようにしなくてはなりませんね。
いよいよ、今週からは左官屋さんが入ります。外壁には防湿シートを貼り、その上をモルタルで塗り固めます。さらにその上に漆喰を塗り重ねていきます。当初は、土壁で仕上げるつもりでしたが、資材が急騰して予算が厳しくなり、モルタルに漆喰の組合せになりました。まあ、見た目が変わるわけではなく、建物の性能も大きく変わることはありません。ただ、拘りたかったなぁと少し残念ですが、これも時代です。
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