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神社の杜のワーキングプレイス 8KUMOの運営方針

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あれをやりたい、これをやりたいという想いは尽きない。しかし、資金面でも、運営面でも、そして何よりも、ビジネスとしての収益性の面でも、十分な見通しを持つことができない状況にあっては、最初から大風呂敷を広げること波、現実的ではない。そこで、次のような事業に絞り込んで、まずはスタートを切ることにした。

キャンプが好きなビジネス・プロフェッショナルが快適なワーケーションを体験できるキャンプ場

これをエレベーターピッチの形式に落とし込むと次のようになる。

キャンプを楽しみながら、仕事もしたいビジネス・プロフェッショナル向けの「8KUMO」は、ワーケーションのための設備やサービスが整った森の中のキャンプ場である。

森全体のどこからでもWiFiにアクセスでき、デスクや電源、オンライン会議のためのブースがなどの設備に加え、ディスプレイやプロジェクター、USBケーブルや電源ケーブル、モバイルバッテリーや電源アダプターなども潤沢に用意されている。

また、清潔なトイレやシャワー、サウナや水風呂などのキャンプをするにも魅力的な設備に加え、キャンプ道具や薪ストーブ、調理用具などが用意されている。

ワーケションができるキャンプ場は増えつつあるが、それらと違って、これら施設の使用や道具の貸し出し、さらにはコーヒーやお茶などの喫茶、プリンターやコピー機の使用、薪や燃料などの消耗品の使用は、全てキャンプ料金に含まれており、利用者が仕事に専念できるように徹底して配慮されているところが違っている。

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以上の前提に立って、次の運営上の施策に取り組むことを考えている。

  • 仕事に専念できるように、買い出しや準備の手間を省けるように、料金は他キャンプ場と同等程度に抑え、その料金の中で、全施設を利用できるだけでなく、ワーケーションに必要な機材やキャンプ道具、薪や燃料などの消耗品も使用できるようにする。
  • 詳細な運営ルールはなく、「だれもが快適であること」をモットーに、お互いを信頼し、自律を促す。
    • 自分自身、他の利用者、施設スタッフの誰もが、他人の快適に配慮しながら、全ては自己責任で、自律的に施設を利用してもらう。
    • コーヒーやお茶などは、管理棟で提供し、自由に飲んでもらう。薪や燃料は必要な分だけ使用してもらい、余ったら返却してもらう。
    • キャンプ・サイトやグランピング・サイトは、「使う前よりキレイに」を心がけ、片付けや貸し出し道具は自己責任で返却してもらう。
  • 料金の支払いは、原則として、キャシュレス(クレジット・カード、ICカード、QRコード等)とし、現金は扱わない。
  • 予約等は全てオンラインで行う。
  • 弁当の仕出し、軽食やスイーツ、地元産品などは販売し、地元の経済にも貢献する。
  • 8KUMOオリジナルのバックやTシャツなど作り販売する。
  • 来場者の記念品として、ステッカーや木っ端を使ったお札などを作成し、来場者に無料で提供する。

まだまだ思いつきの段階は越えていない。しかし、「ワーキングプレイス×キャンプ場」を利用する人たちにとって、最高の体験になることを徹底して追求することで、ミニマムスタートでも十分な収益を確保できるようにしたいと考えている。

「こんなことをやってくれるのなら、絶対に行く!」

そんなご意見を期待しています m(_ _)m

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・【改訂】総集編 2021年10月版
・【改訂】DX基礎編 デジタルトランスフォーメーションの本質とビジネス戦略
・【改訂】SI事業者のための最新のITトレンドとビジネス戦略 1日研修パッケージ
*トピックスとトレンドにつきましては、他の資料に統合するカタチで、メニューからは外しました。
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ビジネス戦略編・DX
【改訂】デジタル化とはレイヤ構造化と抽象化 p.8
【新規】アンバンドル/リバンドル/エンハンスメント p.13
【新規】アンバンドル/リバンドルとクラウド p.14
【改訂】DXとはVUCAの時代に対応するための変革 p. 19
【新規】なぜ、自律的な組織が必要か p.20
【新規】DXのメカニズム p.21
【新規】デジタル化とDXの違い p.22
【改訂】DXの公式 p.119
【新規】DX戦略の位置付け p.197
【新規】DXの戦略と戦術 p.207
サービス&アプリケーション・先進技術編/AIとデータ
【新規】脳と人工知能/AIの関係 p.16
ITインフラとプラットフォーム編
【改訂】サイバー・ハイジーン p.105
【新規】セキュリティの基本構成が変わる p.124
【改訂】5Gの社会実装に向けたロードマップ p.277
【新規】5Gの3つの特性とアプリケーション p.280
【改訂】ローカル5G(Private 5G) p.283
クラウド・コンピューティング編
【改訂】米国政府の動き p.35
開発と運用 編
【改訂】気付きからサービスに至る全体プロセス p.33
【新規】DXを実践するための環境 p34
下記につきましては、変更はありません。
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