【図解】コレ1枚でわかるエンタープライズ・アプリケーション
ERPは、ヒト、モノ、カネ、情報といった経営資源を一元的に把握し、部門を越えた会社全体の最適化を志向する経営手法です。ERP以外にも、経営や業務の全体最適を指向した手法や考え方があります。
MRP : Material Requirements Planning / Manufacturing Resource Planning
資材所要量計画。商品を製造する際に必要な部品・材料の種類×数量を把握するための手法です。これを発展させ、部品や資材だけでなく、人的資源や生産設備の能力などを勘案して、製造に必要な日程の把握までを行います。ERPは、このMRPを経営資源全体に拡げたものです。
SCM : Supply-Chain Management
小売店や卸店、メーカー、部品・材料サプライヤーといったモノの流通にかかわる企業が情報を共有し、仕入れ数量と販売数量を一致または最適化させるための取り組みです。
CRM : Customer Relationship Management
顧客毎の購買履歴や顧客の属性を管理し、顧客の趣味・嗜好にあわせた最適な商品やサービスを最適なタイミングで告知、提案するための手法や考え方です。
PDM : Product Data Management
商品の開発、設計、製造に至る業務に必要なデータを一元管理することです。ある製品がどのような部品で構成しているかを表す部品表管理を含みます。
PLM : Product Life-cycle Management
PDMを中核に据えて、商品を開発し、市場に投入してから発売中止になるまでのすべての期間(ライフサイクル)に渡るデータを一元管理することです。
ERPを含む上記の6つの言葉は、手法や考え方を意味します。ただ、それらを実現するための情報システムのことを、この言葉で表現することもあります。例えば、ERPを実現するシステム、すなわち「ERPシステム」を単に「ERP」と呼ぶような場合です。
また、上記のような企業経営全般にわたって横断的に使用されるアプリケーション・システムを「エンタープライズ・アプリケーション」と呼びます。
ITビジネス・プレゼンテーション・ライブラリー/LiBRA
【10月度のコンテンツを更新しました】
・"デジタル・トランスフォーメーションの本質と「共創」戦略"を改訂しました。
・RPAプレゼンテーションを改訂しました。
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総集編
【改訂】総集編 2019年10月版・最新の資料を反映しました。
パッケージ編
【新規】デジタル・トランスフォーメーション ビジネスガイド(PDF版)
【新規】デジタル・トランスフォーメーション プレゼンテーション
ビジネス戦略編
【新規】デジタル・トランスフォーメーションとは p.12
【新規】DXによってもたらせる2つの力 p.22
【新規】競争環境の変化とDX p.34
【新規】前提となるITビジネスの環境変化(〜5年)p.36
【新規】デジタル・トランスフォーメーションのBefore/After p.54
【新規】デジタル・トランスフォーメーションの実践 p.56
【新規】共創ビジネスの実践 p.58
【新規】DX事業の類型 p.77
サービス&アプリケーション・先進技術編/AI
【新規】「自動化」と「自律化」の違い p.32
【新規】機械翻訳の現状とそのプロセス p.85
【新規】機械翻訳の限界 p.86
ITインフラとプラットフォーム編
【新規】ゼロ・トラスト・セキュリティ p.110
【新規】Microsoft 365 Security Center での対応 p.111
【新規】ユーザーに意識させない・負担をかけないセキュリティ p.112
【新規】ローカル5G p.254
テクノロジー・トピックス編
【改訂】RPAプレゼンテーション
下記につきましては、変更はありません。
・サービス&アプリケーション・先進技術編/IoT
・クラウド・コンピューティング編
・サービス&アプリケーション・基本編
・開発と運用編
・ITの歴史と最新のトレンド編