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ど真ん中にいるためには周囲が見えていなくてはいけない

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井の中の蛙大海を知らず

狭い見識にとらわれて、他に広い世界があることを知らないで、自分の住んでいるところがすべてだと思い込んでいる人のことをいう。

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営業であれば、次のような場合だ。

  • 自社の扱う商材や関連するテクノロジーしか知らない。
  • 自分の扱う商材に何ができるか、何に役立つかは語れても、お客様の業務や経営にとっての価値が語れない。
  • 自分の扱う商材の機能や性能は語れても、それを一部として取り込む業務プロセス全体を語れない。
  • 自分の扱う商材のすばらしさは語れても、他社の商材のすばらしさと、自分たちの商材の課題、それでも自分たちが優れている理由を語れない。
  • テクノロジーの動向を語れない。だから、お客様がどのような選択をすればいいのかアドバイスできない。

営業の仕事は、お客様の3年後、5年後の未来に責任を持つ仕事だ。いまのあなたの提案がお客様の未来を創る。その責任を自覚しているだろうか。自覚しているのであれば、自分のことだけではなく、自分のまわりで何が起こっているのか、何が起ころうとしているのかに関心を持ち、いま自分がどこにいるか、何処に向かおうとしているのかを学ぶ努力を怠るべきではない。

自分の位置が分からないでは、お客様に適切なアドバイスはできないだろう。何よりも自分がど真ん中にいることはできない。ど真ん中である必要はないかもしれない。あえて四隅を狙う手もある。そのためにも、自分の周りが見えていなければ、自分の位置は分からない。

なぜいまブロックチェーンなのか、なぜ5Gなのか、なぜ量子コンピューターなのか。すぐに自分の営業成績にはならないが、それがわかっていなければ、いまの自分たちのやっていることの位置づけが見えてこない。

IoTやAIがこんなに騒がれている。それはなぜなのか、それがお客様のビジネスにどんな価値を生みだすのかを、お客様の経営者や事業部門の人を前にして、自信を持って語れるだろうか。それが語れないようでは、関連するビジネスは受注できないだろう。

「標的型攻撃対策ソフトウエア」を販売するのであれば、その機能や性能を語るだけでは不十分だ。攻撃を許容するような業務の仕組みや脆弱性まで指摘して、その対策と共に提案できなければ、本当の解決にはならい。それが信頼される営業の前提だ。

ERPについて、それが単なる財務会計のためのパッケージだと言う人はいないだろう。しかし、お客様のビジネスのデジタル化を支える基盤、すなわちデジタル・ビジネス・プラットフォームとして、その価値を伝えられないとすれば、時代遅れも甚だしい。

自分の周りが見えているだろうか、自分が立っている場所が見えているだろうか。自分がどこにいるか分からないままの仕事なんて、楽しめるのだろうか。

営業がお客様に信頼される条件のひとつは、お客様の良き相談相手、すなわち、お客様の教師になることだ。そのためにも、世の中の動き、テクノロジーのトレンドやビジネスの動きに関心を持つことだろう。そうすれば、営業もうまくいく、お客様にも信頼される、成績も上がる、そして何よりも自分が成長できる喜びを実感できるだろう。


2月14日(水)よりスタートする次期「ITソリューション塾・第27期」の受付を開始致しました。

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日程 2018年2月14日(水)~4月25日(水) 18:30~20:30
回数 全11回
定員 80名
会場 アシスト本社/東京・市ヶ谷
料金 ¥90,000- (税込み¥97,200) 全期間の参加費と資料・教材を含む
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【お願い】早期に定員を超えると思われますので、まだ最終のご決定や参加者が確定していない場合でも、ご意向があれば、まずはメールにてご一報ください。優先的に参加枠を確保させて頂きます。
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第27期は、これまでの内容を一部変更し、AIやIoTなどのITの最新トレンドについての解説と共に、そんなテクノロジーを武器にして、どうやって稼げばいいのかについて、これまで以上に踏み込んで考えてゆこうと思います。また、働き方改革やこれからのビジネス戦略についても、皆さんに考えて頂こうと思っています。

SI事業者の皆さんには、これからのビジネス戦略やお客様への魅力的な提案を考える材料を提供します。
情報システム部門の皆さんには、自分たちのこれからの役割やどのようなスキルを磨いてゆく必要があるのかを考えるきっかけをご提供します。

講義で使用する500ページを超える最新のプレゼンテーションは、オリジナルのままロイヤリティ・フリーで提供させて頂きます。お客様への提案、社内の企画資料、イベントでの解説資料、勉強会や研修の教材として、どうぞ自由に活用してください。

古い常識をそのままにお客様の良き相談相手にはなれません。
「知っているつもりの知識」から「実践で使える知識」に変えてゆく。そんなお手伝いをしたいと思っています。

ビジネス・エグゼクティブのためのIT戦略講座

来年2月より、事業会社の経営者や経営幹部、事業部門の責任者や幹部といったエグゼクティブを対象に「ビジネス・エグゼクティブのためのIT戦略塾をスタートさせることに致しました。
ITに詳しくない経営者や事業部門のトップが、ITのトレンドや価値、それをビジネスに活かす方法について理解を深めてもらおうという内容です。
講師には、私だけではなく、デジタル・ビジネスの実践を支援し、グローバルに活躍している方やデザイン思考のプロを招き、単なる知識ではなく、実践的なノウハウも合わせて提供しようと準備しています。
先般承りましたご要望を全て満たすものではありませんが、事業会社の経営の現場で役立てていただける実践的な知識やノウハウを身につけて頂けるものと確信しています。

内容:全3回の講義と演習/受講者と講師のコミュニケーション

  • 2月26日(月)第1回 最新のITトレンドとこれからのビジネス戦略
  • 4月27日(金)第2回 デジタル戦略を実践するための手法とノウハウ
  • 5月29日(火)第3回 未来創造デザインによる新規事業の創出

ITビジネス・プレゼンテーション・ライブラリー/LiBRA

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2018年1月版・改訂/追加リリース

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  • 開発と運用について大幅に追加改訂しました。
  • デジタル・トランスフォーメーションについての解説を増やしました。
  • 量子コンピュータについての記述を追加しました。

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追加・更新の詳細は以下の通りです。

ビジネス戦略編
【改訂】デジタル・トランスフォーメーションの意味 p.5
【新規】デジタル・トランスフォーメーションとは p.11
【改訂】デジタル・トランスフォーメーション実践のステップ p.12
【新規】デジタル・トランスフォーメーション時代に求められる能力 p.14
【改訂】SIビジネスのデジタル・トランスフォーメーション p.15
【改訂】共創の3つのタイプ p.82

サービス&アプリケーション・先進技術編/AI
【新規】深層学習が前提となったシステム構造 p.68

開発と運用編
【新規】開発と運用:従来の方式とこれからの方式 p.15
【新規】アジャイル開発の基本構造 p.16
【新規】アジャイル開発の目的・理念・手法 p.23
【新規】スクラム:特徴・三本柱・基本的考え方 p.25
【新規】スクラム:スクラム・プロセス p.26
【新規】スクラム:プロダクト・オーナー p.27
【新規】スクラム:スクラム・マスター p.28
【新規】スクラム:開発チーム p.29
【新規】エクストリーム・プログラミング p.30
【新規】これまでのソフトウェア開発 p.58
【新規】これからのソフトウェア開発 p.59
【新規】Microsoft Azureによる予測モデルの開発方法 p.60

インフラ編
【新規】ストレージ・コストの推移 p.215

テクノロジー・トピックス編
【改訂】ソーシャル・グラフ 解説文・追加&改訂 p.4
【改訂】CSIRT解説文・追加&改訂 p.6
【改訂】3Dプリンター 解説文・追加&改訂 p.7
【改訂】RPA 解説文・追加&改訂 p.17
【新規】量子コンピュータがいま注目される理由 p.73
【新規】D-Waveとは
【新規】量子ゲート方式の限界と可能性 p.82

ITの歴史と最新トレンド
*追加・変更はありません。

サービス&アプリケーション・先進技術編/IoT
*追加・変更はありません。

サービス&アプリケーション・基本編
*追加・変更はありません。

クラウド・コンピュータ編
*追加・変更はありません。

【講演資料】量子コンピュータ 
【新規】量子コンピュータがいま注目される理由 p.73
【新規】D-Waveとは
【新規】量子ゲート方式の限界と可能性 p.82

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