【図解】コレ1枚でわかるIoTがもたらすモノのイノベーション
モノにセンサーやコンピュータが組み込まれインターネットにつながることで、モノのあり方が大きく変わろうとしています。
進化するモノ
「買ったときの機能が全機能」は過去のものとなり、買った後にも機能や性能の向上や使い勝手の改善が実現します。
家電製品や建物の設備、自動車や航空機など、様々なモノにコンピュータが組み込まれ、ソフトウェアで機能や性能を実現しています。これがネットワークにつながれば、モノは利用者の手に渡った後でも、そのソフトウェアを書き換えることで機能や性能を変更できるようになります。
また、モノが利用者に渡った後でも使い方や状態が分かるので、利用の実体に即した改善を行え、故障が起きる前に修理するなどの安心も届けられるようになります。
賢くなるモノ
モノはクラウドにつながることで、無限の計算能力や記憶容量を手に入れ、様々なサービスと連携することで、モノ単体ではなしえない価値を生みだします。
どれほどコンピュータが小型・高性能化してもモノの大きさの中に組み込むには様々な制約があります。しかし、クラウドにつながることで、その頭脳をモノの外に持つことができるのです。さらにインターネットを介して様々なクラウド・サービスを利用できるようになります。
モノを単体として捉えるのではなく、モノとクラウドを1つの仕組みとして捉えることで、モノには新たな可能性が与えられるのです。
タイムマシーン化するモノ
モノによって集められたビッグデータを解析すれば、過去から原因や理由を探り、現在起きている出来事を知り、未来に何が起きるかを予測することができます。
モノに組み込まれたセンサーは現実世界の様々な事実をデータに置き換え、現実世界のデジタルコピーを生みだします。そこには、過去と現在の事実がきめ細かく捉えられています。そのデータを分析することで規則性や法則性を見つけ出すことができれば、未来に何が起きるかを予測できるようになります。
モノは過去・現在・未来を行き来するタイムマシーンの役割を果たそうとしています。
新刊書籍のご紹介
未来を味方にする技術
これからのビジネスを創るITの基礎の基礎
- ITの専門家ではない経営者や事業部門の皆さんに、ITの役割や価値、ITとの付き合い方を伝えたい!
- ITで変わる未来や新しい常識を、具体的な事例を通じて知って欲しい!
- お客様とベンダーが同じ方向を向いて、新たな価値を共創して欲しい!
斎藤昌義 著
四六判/264ページ
定価(本体1,580円+税)
ISBN 978-4-7741-8647-4 Amazonで購入
12月改訂版をリリースしました!
ITビジネス・プレゼンテーション・ライブラリー/LiBRA
- 先進技術編のドキュメントが大幅に追加されたため、「IoT」と「人工知能とロボット」の2つのファイルに分割しました。
- アジャイル開発とDevOpsについてドキュメントを追加しました。
- 解説文を増やしました、
【講演資料とトピックス】
【改訂】ITソリューション塾・特別講義・Security Fundamentals / 情報セキュリティのジアタマを作る
【先進技術編】
「IoT」と「人工知能とロボット」のプレゼンテーションを分割しました。
IoT(92ページ)
【更新】モノのサービス化 p.29-30
【新規】コンテンツ・ビジネスの覇権 p.31
【新規】ガソリン自動車と電気自動車 p.32
【更新】ITビジネス・レイヤ p.49
【新規】インダストリアル・インターネットとインダストリー4.0 p83-84
人工知能(92ページ)
【新規】統計確率的機械学習とディープラーニング p.25
【新規】人工知能とは p.31
【新規】人工知能の得意分野と不得意分野 p.47
【新規】自動運転の定義 p.69
【基本編】(104ページ)
【新規】アジャイル・ソフトウエア宣言 p.59
【新規】アジャイル・ソフトウエア宣言の背後にある原則 p.60
【新規+改訂】DevOpsとは何か? p.66-69
【新規】DevOpsとコンテナ管理ソフトウエア p.74-77
【新規】マイクロサービス p.78
【新規】オーケストレーションとコレグラフィ p.79
【新規】AWS Lambda p.80
【新規】サーバーレスとサーバーレス・アーキテクチャ p.81
【ビジネス戦略編】(98ページ)
【新規】デジタルトランスフォーメーションの進化 p.7
新刊書籍「未来を味方にする技術」紹介 p.91
【テクノロジー・トピックス編】(49ページ)
【新設】FPGAについて新しい章を作り、解説を追加しました。 p.39-48
【ITの歴史と最新のトレンド編】(13ページ)
変更はありません。