痛みがある歯の根を抜いて、入れ歯を修理調整した症例
»
「ご無沙汰しております」
「ああ、お久しぶりですね」
杖をつきながらやってきたKさんのカルテを見てビックリ。
早いもので、あれから7年もたっています。
なんと今年で百一歳です。
Kさんの入れ歯は他の歯科医院で作られたものでしたが、当医院で新しい入れ歯に作り替えることをおすすめしませんでした。
7年前の治療も部分的に手を加え、さらに微調整をすることで、そのまま使っていただきました。
ところが2~3日前から徐々に痛みを感じるようになって、ついに今朝は装着することもできいほど強い痛みに変わった。
とうとうガマンできずに慌てて飛び込んでこられたのです。
診察してみると、数本残っていた歯の根が原因でした。
ほんのわずかですが一本だけ飛び出しています。
触れるとかなりグラグラ。
これなら痛みもなく簡単に抜歯できそうだと判断して、その歯を抜き取りました。
今回も新しい入れ歯は作らず抜歯後の歯ぐきの形にぴったり合うように修理調整しました。
歯を抜いた部分を入れ歯で覆うことで、止血を助けるのと傷口の保護にもなります。
いとう歯科では他の医院で作られた入れ歯でも大事にしています。
他の先生も患者さんのために一生懸命作った入れ歯です。
出来る限り調整しながら大切にしていきたいと思っています。
Kさんも笑顔で帰られました。
今回行なったKさんの歯を抜いて入れ歯を張り替える治療は保険適応で2,000円でした(治療費は症状により個人差があります)。
https://www.ireba-ito.com/→いとう歯科医院
SpecialPR