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ブロードバンドって何だ?

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「ネットの導入コスト、ラオスは世界高水準」という記事が出ていました。

このNNAの記事によると、イギリスの調査会社の発表で、ラオスのブロードバンド回線料金は世界最高水準とのこと。

元のプレスリリースを見てみると冒頭に、

"3,303 fixed-line broadband deals in 195 countries were gathered and analysed by Cable.co.uk with the assistance of international consumer insight consultancy BVA BDRC between 15 August and 20 September 2018"

とあります。

つまり、3、303件の固定回線の取引価格を集めて分析したということのようです。


ブロードバンド ≒ 光ファイバー回線、というイメージが強いですが、間もなく5Gの時代に入ろうとしている今、固定回線だけ調べて、ブロードバンドの価格調査と言ってよいものなのでしょうか?

ちなみに、Wikipediaでブロードバンドを引いてみると、"2015年1月から、米国連邦通信委員会(FCC)が、下り25Mbps/上り3Mbpsをブロードバンドとしている"

新興国では、固定回線の整備が進む前にモバイル回線のほうが普及していたりします。

ラオスでは固定回線といってもADSLであることが多く、光を引き込んでいるというのはあまり聞きません。
もちろん、大学やデータセンターなどは使っていると思います。

一般的にはモバイルデータ通信が多く、4Gのサービスエリアもかなり広がっていますから、固定回線でなくてもブロードバンドの利用が可能と考えてもよいのではないでしょうか。
モバイルデータ通信の料金は、少なくとも日本に比べると圧倒的に安いです。(まあ日本が高いと言われているようですけども)

ビジネス用途で回線契約をする場合は、セキュリティや通信の管理など含め各端末、あるいは小さな端末グループ毎にモバイル回線を使うというのはどうだろうか、という議論はあるかと思いますが、少なくとも、FCCのブロードバンドの定義をクリアする回線を安く使うことはできるわけです。

ネットの導入コスト、ラオスは世界高水準

という、センセーショナルな見出しがひとりり歩きするのはちょっと怖いなと感じました。



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