竹内さんの「【お尻がムズムズするコト】地球にやさしく」を読んでムズムズしていたこと
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先日、竹内義晴さんが投稿されていた「【お尻がムズムズするコト】地球にやさしく」 がずっと引っかかっていました。
といっても、竹内さんの主張がどうこうというのではなく、地球にやさしくに漠然とした違和感というか、なんとなくしみじみしない、気がしている人って案外たくさんいるんじゃないだろうか、というところで。
一言に地球にやさしくといっても、なんだか話が大きすぎるような印象もあるでしょうし、それが自分にとってどんないいことがあるのか、という理解に至るまでに、
地球にやさしく ⇒ 環境や資源が守られる ⇒ 社会の安心や持続可能性が維持される ⇒ 人々が末永く豊かな暮らしを続けることができる ⇒ 自分の将来や子どもたちの未来が明るくなる
などというように、何段階か志向を重ねないとピンとこないというのがありそうです。
従って、「地球にやさしく」はキャッチフレーズとして言葉を省略しすぎで、実際には「子どもたちや世界の人たち、そして自分自身の未来を守るために地球にやさしくしたほうがいい」ということになるのではないかと。
まあこれでは冗長なので、スローガンとしてはもう少し言い回しを工夫したほうがいいでしょうが、要はそういうこと。
つまり、「地球にやさしく」のムズムズは、どうして地球にやさしくすべきなのか、それがどんないいこと(メリット)につながるかが伝わりにくいことに起因すると思うのです。
「地球にやさしく」という行為、プロセスを要求するのではなく、(望まれる)結果とそのための行動を求めることが、ムズムズしないでより多くの人がその方向に向かう道しるべになるはずだと。
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