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賃貸住宅空き家率が44.46%でダントツ一位の福井県は、幸福度ランキングでも一位。数字を読むというのはムズカシイ!

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都道府県別統計とランキングで見る県民性というサイトで、2008年の県別賃貸住宅空室率ランキングが掲載されていました。(やや古いデータのようですが2-3年で大きな傾向の変化は無いだろうと思います。)

一位は、福井県。

空室率が最も高いのは福井県で44.46%。全国平均の約2倍で、2.24軒に1軒が空き家だ。

賃貸住宅の約半分が空き家というのは驚きです。
地方都市経済の低迷を象徴するような光景でしょうか。

賃貸住宅の主要な利用者であるひとり暮らし世帯が少ないと空室率が高いという結果になった。

とあるので、若年層の人口が少ないため一人暮らしも少ないとも想像できます。

一方で、一人暮らしといえば、高齢者の一人暮らしも社会的な問題になっていることを考えると、もしかしたらお年寄りの一人暮らしが少ない、つまり家族で暮らしている家が多いのかも?

そこで、

県別の幸福度ランキングなるものがニュースになっていたのを思い出して調べてみたところ、

福井県「幸せ度」日本一 法政大調査、部門別も高評価(福井新聞)

なんと、福井県が一位。

刑法犯認知数や1世帯当たりの貯蓄額、老人福祉費を分析した「安全・安心」と、離職率や失業率の低さ、障害者雇用などの「労働・企業」はともに1位。出生率や持ち家率、保育所定員数などの「生活・家族」は3位。病床充実度や平均寿命など「医療・健康」は9位だった。

空き家率という一面だけで福井県をとらえると、人口が流出し活気を失ったかわいそうな地方がイメージされてしまいますが、貯蓄率、安心安全、失業率の低さ、出生率、持ち家比率など多くの面で恵まれている素敵な県だという事実。

計数ベースで捉えることは大切なことですが、そのときにどんな数字を基にするのかは慎重に検討しなければならないということだと思います。

人口増や経済成長を前提としてさまざまな指標をとらえてきた私たちが陥りやすい罠かもしれません。

今後、高齢化が進み人口も減少すると言われています。
高度成長期のような高い経済成長もほぼ期待できない中で、私たちが何を指標としてどう組み立てていかなければならないのかとても考えさせられます。
そして、それは今すぐしっかりと考えなければならない課題だと言えるでしょう。

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