オルタナティブ・ブログ > 「天下夢想onオルタナティブBLOG」 >

テクノロジーとライフスタイルの未来を夢想しよう

救急車を呼ぶべきかどうか迷ったときには、#7119

»

数年前、正月3日に足の骨が折れました。

当初、ねんざかな?と湿布などしてやりすごそうとしたのですが、どうも重症でウチの中でも歩けない。しかし、さすがに三が日、病院はみんなお休みなわけです。
近くにある大学病院なら救急の対応もしてくれるだろうと考えて、電話してみたのですが、救急の電話番号の先で対応してくれたのは守衛さんで、外来を呼び出してもらっても「誰も出ないので、またかけ直してください」。しばらくしてかけ直すのを5-6回ほど繰り返して、さすがにあきらめました。
歩けないので、窓口に出向くこともできないし、途方に暮れるとはこのことかという状況に。

思い悩んだ末、消防署の電話番号(普通の番号)をネットで調べて相談しました。

結果としては、

消防署の人:「救急車呼びますか?」
僕:「えっ、でも命にかかわるような状態じゃないですから・・・」
消防署の人:「でも、歩けないんでしょ?気にせずどうぞ」
僕:「はい、ではお言葉に甘えて、お願いします」

ということで、救急隊のみなさんがやってきて担ぎ出していただきました。

そう、救急車を呼ぶほどじゃないんだけど、休日や夜間でどうしたらいいかよくわからないということって、たぶんけっこうあるんだろうと思います。

つい先日も、社内で具合が悪くなったメンバーがいて、オフィスの近くの病院は診察時間が終了していて、どこか夜間診療とか救急診療の対応をしてくれるところを探さねばということがありました。

まずはネットで検索してみるのですが、この場合Googleでもうまくキーワードを入れないとなかなか思い通りの情報が得られず、区や都のWebサイトを見てみたのですが、どういうわけかずいぶん遠い病院ばかりで、ちょっと弱ったなということに。

このときは、比較的オフィスから近いところにある大きな病院で「夜間診療をやっているはずだ」(確か以前、診てもらったことがある)という情報があって、その病院に電話をかけて確認して、無事診察してもらうことができました。

このときも、「場合によっては救急車を呼んだほうがいいかも・・・。」と言ってみては、本人が「いやあ、つらいはつらいけど、そんな大げさなのは、気が引けます・・・。」というようなやりとりが・・・。

今すぐ生死にかかわるというほどではないが、のんびりしているわけにもいかないとき、すぐに問い合わせることができる窓口があるといいのに、と考えていたところ、今日そんなニュースが出ていたので思わずブログに投稿という次第です。

【迷ったら#7119、緊急は119 来春から東京消防庁(asahi.com)】
http://www.asahi.com/national/update/1213/TKY200612130259.html

今まで無かったことがある意味不思議なくらいですが、こういう制度はぜひ早急に全国展開して欲しいなと思います。

もちろん、番号は全国共通で!

Comment(2)