自分がいいお客さんになるということは・・・
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”情は人のためならず”という言葉があります。よく勘違いされる格言として有名(「情をかけるのは人のためにならないからやめなさい」という意味だと思われがちだが、本当は「情は結局自分に帰ってくるもので、大事にしなさい」というものというやつ)ですが、仕事でも全くそのとおりだなーとつくづく思うわけです。
”情”というのとは少し違いますが、「いいお客さんに出会って、いい仕事がしたいと思ったら、まずは自分がいいお客さんになるべし」ということ。
例えば、過剰に値切ったり、最初と途中で発注条件を変えたり、なんてことばかりしていると、よい売り手が逃げてしまいます。結局はいいものを得ることができない(上司から評価されないというのも含めて)し、それが外注さんへの委託だったりすると、自社が顧客に提供するものの価値を下げたり、その満足を得られないということにつながってしまう。
大きな組織の中にいると、どれだけディスカウントを勝ち取ったかとか、社内のいろんな立場の人たちの意見をできるだけ汲んだ仕様で発注したい(発注後の仕様変更の連続につながるケースが多い)と考えがちですが、結果自分の首を絞めることになってる。
ビジネスそのものとしても同様、いいお客さんになることで、仕事上のいい関係が作れるし、なんだかんだ言ってそう心がけているほうが、自分たちがいいお客さんに恵まれるようです。
そこまで行かずとも、これがお店だったら、いいお客さんにはやっぱりいいサービスやプラスαが提供されますしね。
なんだかとっても当たり前の話のようですけど、なかなか難しいことかもしれません。
心がけていたいと思います。
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