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外資系マーケ担当としてのクロスカルチャーな仕事と日常

展示会のブースに人が溢れる瞬間

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9月12日火曜日より、アジア最大のロジスティクス・イベント『国際物流総合展2006』に出展しています。
4日間での参加者が、例年10万人を超える物流に特化したこのイベントは2年に1度の開催なので、各社とも大変気合が入っています。

国際展示場の東3、4、5、6ホールで開催している大型イベントであるのと、大手のマテハンメーカーなどが100コマを超えるブースを構える中、ささやかな弊社ブースにご来場頂くのは中々大変です。
そんな我がブースですが、一日に何度か人だかりができる瞬間があります。

それは、物流業界で大変著名な湯浅コンサルティングの内田氏、芝田氏のご講演の時です。
ブース内の席数は9席しかないのですが、人垣が2重、三重となり、立ち見でご見学されています。
事前に弊社Webと物流のネットニュースに流したので、この講演を目的としてブースに足をお運びくださる方もいらっしゃいます。

弊社社員ももちろんプレゼンテーションを行っていますが、著名なコンサルタントのように事前からの集客は難しいのが現状です。そんな中でも、人の足を止めるプレゼンを行う才能持ち主がいます。
Sさんがステージに立ち、1-2分もすると、どんどん人が立ち止まり、集まってきます。
プレゼンテーションの内容もさる事ながら、声のトーンや立ち居振る舞いなどが人を惹きつけるようなのです。
自信に満ちたその説明振りは、見ていて本当に羨ましくなります。

私はプレゼンを聞く機会は多いのですが、自分自信が人前でプレゼンをするという機会は、ほとんどありません。以前英語でプレゼンテーションを作成し、発表するコースを受講した際に、初めて人前で立ってプレゼンテーションを行いました。
自分の発表風景を後で録画したビデオで見たのですが、声は上ずり、上半身は不自然にユラユラ。
こんなに揺れているとはビデオを見るまで全く気がつきませんでした。
いつもは人様のプレゼンを聞いて『「えー」が多いです』とか、『図を指し示しながら、説明をした方が良いと思います』などと偉そうに、フィードバックを返していましたが、聞くとやるでは大違い。
行き交う人を立ち止まらせるようなプレゼンには、程遠いものでした。

ブースの集客といえば以前は抽選会などが良くありましたが、私は抽選会を行おうとは思いません。
今までの経験で、集まるアンケートの数は増えても、ビジネス・リードが増えた事がないからです。
今後も物より内容で集客ができるようなブース作りを目指したいと思います。

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