日本のプロジェクトが生産性が悪い理由
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日本のソフトウエア開発プロジェクトでは多くの非開発者が必要だ。その理由はまだウォータフォールで開発しているからだ。ウォータフォールでは、大組織を運営するためのような組織体制が必要である。米フォード自動車なでも同じような工程で自動車を設計から製造なで行ってきた。伝統的な手法のため、安心して使うことができる。
ウォータフォールでシステムを開発する場合は、フェーズ毎に同期を取るために打ち合わせが必要である。フェーズ毎の成果物の整合性が合っていないとその後のフェーズで問題が起きる。しかし考えてみると、ウォータフォールで開発しなければこんなに開発と直接関係ない作業も人の必要性もない。
日本でアジャイル開発がそんなに採用されない理由は、もしかしたら組織ありきだからかもしれない。従来ウォータフォールの組織体制でアジャイル開発をするのは難しい。しかし、メインフレームの製造のようにパソコンを製造していたら、今のパソコン市場に参入するのは難しいように、ウォータフォール開発でグローバルソフトウエア開発市場に参入するのは難しいと思う。
技術者から見ると、鶏と卵のような問題のようである。ウォータフォールで非生産な作業を多くする必要があるからよる遅くまで残業をしなければならない。残業でくたびれているから、他のことも学習することができない。学習することができないから、いつまでも古いやり方で仕事をする。この悪循環から離れるためにはやはり良い環境の職場に移るしかないのかも。
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