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会社がなすべき当たり前のこと、人がなすべき当たり前のことでありながら、多くの人ができていないことを、いかに行うかを考えるきっかけになればと思います。高杉晋作の辞世の句でもある「おもしろき こともなき世を おもしろく」をブログ名に、日々普通に起こっている会社や社会での出来事を、いかに考え対応すべきかという視点で書いていきたいと思います。

人が変わる瞬間

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人は一生のうちに何度か、

「このままじゃいけない」
「何かを変えなきゃいけない」
「変わらなきゃいけない」


と思うことがある。

よくあるのは、新年を迎えた元旦。
一年の目標を立てたりして、新たな一年をどう過ごすかを考える。
しかし、この元旦の目標。
三が日を過ぎれば、ほぼ忘れる人がほとんどじゃないだろうか?

身内や大事な人が突然亡くなるなど、死生観が変化したときも、
自分の中で変化が起こる。
この場合は、元旦と較べて、大きな衝撃を受けるため、
変わらなければならないという気持ちは非常に強いものがある。

しかし、日々暮らしていても、思うことが絶対にあるはずだ。
変わり映えしない日々。
何のために生まれたのか考えるとき。
やりたくもない仕事をするために満員電車に揺られるとき。

人はどう変わるべきなのか?
答えは案外、簡単なところにある。

最も簡単なことは、
歴史上の人物でも、今近くにいる人でも、マンガの登場人物でもいい。
目標となる人を見つけることだ。
目標となる人が複数いても全然構わない。
何かがあったとき、この人ならどう対処するのかを考えるのだ。

坂本龍馬なら、こんな小さなことはどうでもいいと思うだろうとか、
諸葛亮孔明なら、もっと大きな構想を練るだろうとか、
常々、自分の中にその人を住まわせるのだ。

すると、今の自分がひどく小さく見えるようになる。
どうでもいいことで怒ったり、愚痴を言ったり、
人の悪口を言ったり。
そういうことをしなくなることはもちろん、
そういう人と付き合うことすらしなくなる。
そうなれば、「変わった」と実感できるはずだ。

その上で、何かに死ぬ気で打ち込んでみることだ。
何らかの結果が生まれ、何らかの果実を手に入れることができるはずだ。

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