高広伯彦著『次世代コミュニケーションプランニング』出版記念パーティーに行ってきた
高広伯彦さん著『次世代コミュニケーションプランニング』出版記念パーティーに行ってきた。
「高広です。昨晩は70名超の方にお集まりいただきました。お花やお酒、各種おみやげも頂戴し、非常にありがたく思っております。今後もできるだけ良質な情報や文章を出していきたいと考えておりますので、皆様のご支援賜りたく。よろしくおねがいします。」とのこと。小生の知り合いも、関信浩さんはじめ、寺西隆行さん、本間充さん、石原明彦さん、山根豪太さん、藤永真至さん、ほか多数。
トライバルメディア池田さんが乾杯@ロフトワークのFabCafe
株式会社ロフトワーク諏訪光洋代表取締役社長
レーザーカッターで顔の形をくりぬいたプレートをプレゼント
小生は本を買って読んだ上で参加。
@tokuriki さんツイート「次世代コミュニケーションプランニング (高広伯彦)を読めば、「広告」というものがネットやソーシャルメディアの普及もあり、どのように変化し始めているのか、その本質を整理し直すことができると思います。 http://ow.ly/adSYg」・・・小生もそう思います。
テクノロジーの世界にはmad scientistがいて、イノベーションの原動力やきっかけとなるが、マーケティングの分野にはそうした人があまりいない。まだ米国には色々といるのだが、日本には皆無。高広さんは、間違いなく変な人と大勢から思われているが、mad scientistならそれも当たり前のことだ(パネルで他の登壇者を困らせることもあり、妥協しないキャラだ)。もっとも例えばアンドロイドで知られる大阪大学の石黒先生のようなレベルまでは行っていないので、もっと突出して構わないと思う。
次世代コミュニケーションプランニングは、整然とした教科書でもある。mad scientistもただmadではなく、ちゃんと論文や書籍を書いたりしているので、それも当たり前かもしれない。もっとも、ちょっとおとなしめかなとも感じたが、当初入れようと考えていたが外した二つのテーマをパーティできいて、納得。
なお、パーティではad:tech SFについても報告あり。(色々あったが)一つだけ紹介する…キンドルでの企業マーケ展開は面白い。
YouTube: Keynote Presentation: Amazon - It's Day 1 for Advertisers with Lisa Utzschneider, Amazon
余談:
小生がかつて書いた「大企業のウェブはなぜつまらないのか?」は、本質論すぎて、大勢には受けない・売れない結果に。プロとか通は絶賛してくれたから、よいのだが。本質論の書籍が多くの読者に役立ててもらえるよう、本書次世代コミュニケーションプランニングについても願いたい。