タイのテーブルマナー タイブログ
僕が子供の頃は、親が食事のテーブルマナーに
うるさくて苦労した。
箸のもち方、テーブルにひじをつかない、
テレビを見ない、食べ物を残さない、
口を空けて食べない、姿勢に気をつける、
器は持って食べる、いただきますと
ごちそうさまを必ず言えなどなど、
食卓を空手割りしてやりたくなるぐらい
とにかくうるさかった。
でも、おかげで大人になってから人前で恥を
かくこともなく、今は感謝している。
親に反抗したり迷惑かけた野郎どもは
一緒にこれを聞いて涙しよう。
今、和食が無形文化遺産としてユネスコに申請されている。
テーブルマナーの良さについても一緒に登録したらどうだろうか。
しきたりを守り、受け継いできた日本はすごいと思う。
タイは日本のようにテーブルマナーはうるさくないが
一応テーブルマナーが存在する。
意外と知らない人が多いから書いておく。
1、器を持って食べない。
日本と逆である。
2、麺をすすって食べない。
露天で米麺などをズーズーとすすって食べると
タイ人は大変びっくりする。 しかし麺をズーズー
言わせずに食べる方が難しいと思う。
日本ソバの食べ方を教えたらタイ人は
びっくりして固まっててウケた。
3、フォーク・スプーンの置き方
下の写真を見てもらえればわかる。
これを守らないタイ人も多いが、日本人が
タイのテーブルマナーを守れば、タイ人の
あなたを見る目も変わるはずだ。
率先してやってみて欲しい。
ちなみに、タイ語には「いただきます、ごちそうさま」
に該当する言葉は存在しない。
だから、タイに居るといつまでもダラダラと
食べ続けてしまうのかもしれないと今思った。
何をして過ごしてもサバーイ(快適)なタイだが、
要所では自分を律することを忘れないでほしい。
それでは今日もテーブルマナーに気をつけて
マイペンライで行こう。