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我が国は現在、閉塞感が漂っているとよく言われていますが、実は、よく観察すると、新しいビジネスチャンスがあふれかえっています。それを見つけて、成功させるコツとヒントをご紹介します。

暴論の景気対策

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 我が国は、不景気、不景気といわれて、悲しいほど久しい。
さらに、財政赤字、高齢化社会などさまざまな問題を抱えている。

そこで、これらのうっとしい懸案を吹き飛ばす
暴論の景気対策をいくつか挙げてみることにしよう。

あくまでも暴論なので、「ほんまでっか?」な気分でお楽しみ下さい。


1.在宅禁止令
外出禁止令ならぬ在宅禁止令を日時を定め発動する。
この令が発動されると、その間は病人・けが人以外は必ず外出しなければならない。

つまり、どこの繁華街も観光地も人、人、人。。。で大賑わいとなり、
どのお店や施設も押すな押すなの大繁盛! 

これで、一気に消費拡大、景気回復である。


2.ニート・パラサイト禁止令
子供が成長し社会人となれば、親との同居を禁止すると法律を定める。
これにより、マンション・住宅の戸数が必要となるので、
不動産市場も活性化、建設業界も活性化し景気回復する。


3.重婚の解禁
男も女も、お金に余裕がある肉食系の人は、どんどん結婚してどんどん子供を作る。
草食系の人は頼りにならないので、ガツガツした肉食系の人達に期待。

これで、人口減少問題も一気に解決?


4.違法コピーソフト・コンテンツ販売者・使用者は死刑!
麻薬の禁輸などをすれば死刑になる国があるように、
違法にコピーされたソフト・コンテンツを使用した者、販売した者は死刑とする。

これにより、違法コピー商品を利用する人は激減。
ソフト、コンテンツの市場は本来の大きさに戻り、消費が拡大し景気回復。


5.財政赤字分の政府紙幣を発行
国、地方を合わせた財政赤字分の政府紙幣を発行して、債務の返済原資とする。
これで、財政赤字はきれいさっぱり解消。
気分もすっきり、消費拡大し景気回復へ。

これほどの政府紙幣を発行すれば、
円安になるかもしれないが、今ちょうど円高なのでいいタイミングかも?


6.65歳以上に月20万円以上の年金を保障
いま、日本を覆っているやっかないなもののひとつは将来不安である。
特に、中高年以上にとっては、老後の「暮らしはどうなるのか?」
というのがひとつの懸案事項だろう。

そこで、65歳以上に年金20万円以上を保障すれば、老後の不安はきれに解消。
「今あるお金をどんどん使おう!」と気分になり、消費拡大。


7.外国人観光客にポイントシステムを導入
外国人観光客に対して、使った金額に応じてポイントを付与。
このポイントは、次回来日したときに買い物などで使えるようにする。
つまり、日本全国ヨドバシカメラ化。

これで、リターンの外国人観光客が増大?


8.暗いニュース50%以下規制
暗いニュースが好きな日本。。。もといッ
残念なことに、暗いニュースばかりが続く日本。

暗いニュースは、見てるだけでも落ち込んでくるので、
報道番組は、明るいニュースと暗いニュースの割合を
最低でも5分5分にしなければない規制を発動。

これにより、みんなの気持ちも明るくなり消費拡大するはず。
ルーマニアでは、本当にこれを実施しているとか、いないとか。


9.定期預金の金利、500万円まで金利3%超を義務化
国民一人につき、トータル定期500万円までは金利を3%超にする。
この低金利の時代、定期の利息が少なすぎて、
消費が減少しているという側面もあるだろう。

そこで、500万円までの利息を3%に義務化すれば、
タナボタの金利分はおそらく消費に回るだろう。

まあ、銀行にはこれくらい頑張って貰いましょう。
国=我々は、今まで色々と面倒見てきたはず。
この銀行負担分は、しっかり融資して稼いでもらうのが筋。


10.給料の消費税課税化
社員に支給する給料を、報酬金のように消費税課税する。
これにより、企業による社員採用が進み安定的な雇用が増えるはずである。

企業にとって、課税仕入れとならない給料は、消費税の納税を考えれば損である。
そのために、課税仕入れとなる派遣社員の導入がすすんだ側面もあるからだ。

なお、これにより、従業員に消費税納税義務が生まれるが、
納税は現在の所得税源泉と年末調整と同じように事業所で処理すれば、
従業員に負担は掛からない。

この10個の中では、一番まともかも。。。(笑)

 

景気の「気」は気分の気ともいう。
景気対策を考える場合、あまり深刻に考えすぎてもロクなものが出てこない。
それは、ビジネスのアイデアを考える際も同じである。

時には、明るく陽気に物事を考えることも重要であろう。

 

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