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GoogleのクラウドゲームSTADIAは日本人ユーザは置いてけぼり:

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Googleのクラウドゲームサービス、STADIAが発表されて、任天堂の株がドカーンとさがったらしい。まぁ、ゲーム業界もたいへんやね。

日本市場軽視傾向。たぶんXBOXと同じ。

STADIAは予想通り日本はローンチサービスの蚊帳の外だ。ゲーム業界は日本と日本以外で売れるゲームが違いすぎて、アメリカのゲーム業界が日本を軽視しているのは否めない。日本は市場も小さい。ソニーですら、PS4の発売は日本が後回しだった。XBoxなんて日本でのマーケティングすら放棄している。STADIAも日本は後回しだ。最近は、PUBGやフォートナイトなど、日本でもバトルロワイヤル系TPSやFPSが売れてきたが、アマゾンのゲームランキングや価格コムのランキングではまだまだ海外のゲームはマイナーだ。日本のランキングを見ると、マリオ、ドラクエ、スマッシュブラザース、ロボット大戦、キムタクゲーム(コカインで発売中止)、などなど、世界でヒットしなさそうなゲームが並ぶ。むしろ、海外と日本でゲームのランキングが違いすぎてビビる。マインクラフトくらいか?今回のSTADIAもアサシングリードとDOOMが出てた。どちらもGoogleがサポートするにふさわしい大人気ゲームだが日本ではマイナーだ。

また、Googleさんはエンタープライズや広告市場では日本を重要視しているが、コンシューマ市場では日本を軽視している。Pixelの導入も遅いし、Chromebookもあまり積極的ではない。アメリカに行くとChromebookが教育市場で1位でBestBuyでも目立つ場所に置かれていてびっくりする。一方で、みんなが知らないところで、Googleは日本のエンタープライズでいろんなものを売りまくる。日本の法人はお金持ちだが、個人はビンボーだからね。

UEやUnity重視なので、"独自エンジン"の日本のコンソールゲームは弱いかも:

アメリカのゲームの作り方は簡単だ。UE(Unreal Engine)やUnityを使ってマウスでポチポチして人殺しゲームを作る。以上。冗談だ。しかし、今や、UEやUnityがOSみたいなもので、Linuxのバイナリも吐ける。だったら、Google先生がUEやUnityに特化したLinuxのディストリと超高速サーバを作って、みんなで遊ぼうぜ最高だぜウェーイという解決案が思いつく。力こそパワー!発表でもLinux/vulkun/Unity/UEをフルサポートという言葉が出た。たぶん、Steam SDKみたいに、UnityやUEで動作するログインとかアチーブメントのプラグインを配るのだろう。それで、Steamworksみたいなもんにデベロッパーがアップロードすると配信される仕組みなんだろう。

しかし、一方で、日本の大手ゲームメーカはなぜか独自ゲームエンジンを使って開発するケースが多かった。垂直統合&車輪の再発明だぜウェーイ!ただ、もう自社製ゲームエンジンを使っている理由は社内政治上の理由というケースなくはないので、最近はだいぶUEに移行している会社も多い。一方で自社製ゲームエンジン大好きな会社もある。Final Fantasy(Luminous Studio?)もカプコン(RE Engine、次も使うの?)もコナミ(Fox EngineはMGSだけ?)などなど、タイトルによってUEだったり自社製エンジンだったりする。それらの自社製エンジンがLinuxとVulkunをサポートすれば動くのかもしれない。とにかく、日本はゲームエンジン文化が遅れてる。

どっちにしても、GDCの講演でUEとUnityの話をしていたので、そっちを重視する方向と予想できる。

日本のシンラテクノロジーとPlayStation Nowを忘れないでください

クラウドゲームの技術は結構昔からある。それをGoogleの力こそパワーでやっちゃうからすごいのかもしれない。忘れてはいけないのが、スクエニがFF7のゲーム内の会社名(神羅)を使ってまでつくったシンラテクノロジーではないだろうか。20億円の特損出してしまい、もう今はない。それを引き継いだPlayStation Nowはリリース時は遅延したり、画面にブロックノイズ乗ったりしたけど、年々、クオリティが上がって来てる気がする。結構普通に遊べる。PlayStation Nowは素晴らしいクラウドゲームサービスだ。フリーのメアドとバーチャルクレカを量産すると無限に無料体験できるという噂だ。やったことはない。PlayStation Nowがダメだった理由は価格が微妙に高い(月額2500円)のと、ゲームのラインナップが微妙だったからだと思う。遅延も気になるゲームと、ならないゲームがあるが、だいぶ減った。まぁ、STADIAも最初は遅延しまくるだろう。

任天堂に期待?

ここ数年、任天堂とgoogleは仲がいい。だからといって、STADIAに協力するかよくわかんない。GoogleがChromeでJoy-Conを勝手にサポートしはじめた。これは勝手サポートで任天堂によるものではない。Super Mario RunはUnityで実装しているし、SwitchもUnity推しで正式サポートしてるので、UnityベースのSwitchのゲームはSTADIA上でも動く。ただし、現状のゼルダなどがUnityで動いているわけではない。 Super Mario RunはGoogleのサーバーで動いてる。だからといって、STADIAに協力するかよくわかんない。ポケモンGOは任天堂とGoolgeの共同出資だし、まぁ、パスはあるので動きはあるのかもしれない。

結局ゲームはコンテンツと価格:

まぁ、なんだ。みんないろいろ言ってるけど、STADIAも結局、ラインナップと価格が問題になるし、Nexus Player の歴史は繰り返さないと思いたい。

けどさー、Steamでゲームとかダウンロードしてるけど、そもそも、オッサンになると、ゲームをする持続力と集中力が落ちてくるよね。

むしろ、速めにSTADIAのデベロッパーアカウントを取って、日本人向けのゲームを先に作って先行者利益を取るべきなのかもしれない。

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