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【ブロガーイベント@オラクル】Exalogicにクラウドの本質がある?

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 前回のエントリにもあるように、オラクルで開催したブロガーイベントに参加させていただいた。今回のテーマはExalogic。しかしクラウドに詳しいわけではなかったので大変恐縮してしまった。

 「クラウド」という言葉が出たときの筆者の理解としてはこうだ。誰かが何かのWebサービスをポチッとすると、何らかの命令なり処理がどこかにあるサーバーに伝わって帰ってくる。このサーバーはどこか分からないけどたくさんあって、どれが処理するかはその時次第でわからないがなんとかうまくやってくれているらしい。これはたぶんGoogleを想像していたのだろうけど、もやもやっとした雲のような仮想化したコンピュータ群が全体として機能してくれている・・・というイメージだった。

 そんなイメージだったのでオラクルがExalogicを発表したときは衝撃的だった。

 @IT News >「Javaを最も速くする」Oracle Exalogic Elastic Cloudとは何か

 なかでも驚いたのがここ。

@IT News 記事より

 クラウドを再定義しちゃったのである。そして「Exalogicならfacebookは2台で稼働できる」とか「この箱にクラウドが入る」とか言ったとか。

 まさに「ぎゃふん」という感じで、それまでのクラウドに対する理解を一掃されてしまうかのような衝撃だった。クラウドってそういう話だったっけ・・・?と困惑した。

 ただ筆者は「オラクルのクラウドの定義がおかしい」とか「再定義するなんてずるい」とか言いたいわけではない。別にクラウドを持ち出さなくてもいいのではないか?というのが疑問だった。

 Exalogicは圧倒的な処理性能を誇るマシンである。それだけでも十分勝負できる素晴らしい製品なのに、はやり言葉(クラウド)なんて使って人目を引かなくてもいいのではないか?と思えて仕方がなかったのだ。とはいえオラクルは製品名に「cloud」とは入れているが、この製品であまり「クラウド」を強調していないので、別に気にしなくてもいいのかなと思っていたり。

 そんなことをディスカッションで打ち明けると、テーブルの向こうにいる「『ビジネス2.0』の視点」の林さんが「うんうん、分かるよ」という顔で黙って頷いてくれた。林さん、なんて優しい。

 林さんがいくつかコメントしてくれたが、結局のところ「むささびの視点」の谷川さんの「クラウドといっても定義はそれぞれで正解はないんですよね」とフォローしてくれてふに落ちた気がした。

 確かにクラウドって概念的。ビジョンなどを語るときにはいいけど、個人的には具体的な技術のほうが理解しやすい。テクノロジーの分野で抽象的な話ってどうも好きじゃない。

 それはそれとして、後からオラクルの方もコメントをくださった。やはり最初の発表のときは驚いたが、よくよく考えるとラリー・エリソン氏の主張は本質をついているのではないかと思えてきたのだとか。

 そう言われれば。「仮想的でElastic(伸縮自在)で、そして、ソフトウェアとハードウェアを含むもの」。そうか。これまで何人かから「クラウドの良さは拡張性」という指摘を聞いたことがある。エリソン氏はクラウドを語る人たちが求めているものをオラクルのやり方で提供しようとしているのかもとあらためて気付くことができた。

 かなり乱暴な例えかもしれないが、クラウドをJKに置き換えたとする。筆者は「JKって制服着ているよね」と思っていたところ、突然ラリーさんが現れて「JKの本質とは若さじゃないのか?オレがみんなが求めているJKを見せてやる!」と水着姿のJKを連れてきて、筆者は驚きのあまりぶっ飛んでしまった。・・・かのような。

 いや、イメージです。あくまでも筆者の心証を乱暴に例えただけです。そのくらい、オラクルとラリーさんはすごい人だ。なんて思いを新たにしてしまいました。こんな理解でいいのだろうか。ごめんなさい。とひそかに謝りつつ。

 結局のところクラウドについては「雲をつかむような話なんですね(ぼそっ)」とつぶやくと、隣の「情報インフラ24時 眠らないシステム」の中さんが「うまく落としましたね」と一言。

 オチたのかな?と疑問だけど、オマケにクラウドみたいに?もふもふっとした桜(フゲンゾウ)を。

フゲンゾウ

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