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デジタルとアナログの間を行ったり来たり

パスワードは遠い先

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 セキュリティのためパスワードを定期的に変更しましょうという指針はよくある話。

 これをさらに強化して、管理側が新しいパスワードを定期的にユーザーに与えることもあるようだ。

 あるご近所さんの仕事のメールもそうらしい。メールにアクセスするパスワードは管理者から数ヶ月おきに届くらしい。

 メールで。

 ところがその人は体調を崩してしばらく勤務を休んでいた。その間に新しいパスワードがメールで届けられ、古いパスワードは期限切れで使えなくなってしまった。

「新しいパスワードになってしまったのですが、メールが開けないので新しいパスワードが分からないのですよ」

 とほほ、という感じで苦笑いしていた。それでサポートに電話して口頭で伝えてもらったらしいのだが、どうもうまくいかないらしい。口頭伝達がまずかったのか。いやその前にパスワードを入力する画面が出てこないとか。

 メールが読めなくてお気の毒だと心配だが、比較的ひょうひょうとしている。なにせ、しばらく前からその状態らしいのだが、あまり問題はないらしい。

 これはこれでスローでうらやましい気がした。

 さて、このご近所さんはいつメールが読めるようになるだろうか。

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