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デジタルとアナログの間を行ったり来たり

生活にカイゼン[LOHAS]

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 LOHASの話がSpeed Feed「LOHASとWeb2.0は同じ試みである。参加しよう。」で出たのでトラックバックする。

 筆者がLOHASを意識するようになったのは去年くらいから、たしかソトコトの広告あたりからではないかと思う。また自宅では毎朝7時にラジオをセットしているため、日曜日の朝にはJ-Waveで放送される「LOHAS SUNDAY」をぼんやりと耳にしている。ついでに言えばR25に小さくSAHOLコーナーがあるが、これはLOHASの逆読みなのだろう。

 LOHASはじわじわと浸透しつつあるが、本質や理念をつきつめると普遍的なことになると感じている。つまり自分のためにも、社会のためにもなるようなことをしよう、ということだ。あえていうなら社会情勢を意識することも加わり、行動に結びつけようということだろうか。

 小川さんの投稿には、LOHASは社会、Web 2.0はネットを中心にしたムーブメント、舞台は別だが同じ試みとあり、そういう面もあると思う。ともに状況の変化を見据え、将来どうすればよりいいかを考えているのが背景にあるのだから。

 思えば環境問題を意識するようになったのは90年代の学生当時から。牛乳パックは可燃物で捨てるのではなく乾かして回収所に持っていくとか、そうしたちょっとした意識改革の積み重ねだ。なぜ燃やすとよくないかという理解と、回収所という社会のインフラがあり、それを家族や友達に広めることで相乗効果が生まれる。塵も積もれば山となる。

 最近何かのCMで米のとぎ汁を庭の植物に与えるシーンを見た。とぎ汁は捨てれば生活排水だが、植物に与えれば栄養となる。これにヒントを得て、洗剤など毒にならない排水は植物に与えるようにしている。たとえばほうれん草をゆでた後のお湯とかだ。もちろん冷めてから。

 あと待機電流を減らすため、自宅のネットワーク機器に必要な時だけ電源を入れられるようにした。パソコンを使い終わったらネットワーク機器をオフすればいいのだが、たまに無線LAN経由でハードディスクプレーヤーの番組表を更新する時にあわてて電源を入れるはめになったりするが。

 たぶん、とぎ汁を植物に与えることもLOHASになるだろうし、ネットワーク機器の待機電流を減らすこともLOHASになるのだろう。要は生活の中でカイゼンを見つけること、ちょっとした意識改革であり常識や慣習のアップデートなのだと思う。「こうすればよくなる」ことを見つけて実行するのが大事だ。

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 余談だが、ある飲み会で。

「昔はタダのことをロハって言っていたよね」
「そういえば。なんで?」
「知らないの?タダって『只』って書くからだよ!」

 ロハスと聞いて、決して「タダっす」と勘違いしてはいけ……いや。そんな人、いないか。

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