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伊勢谷友介さんと語る「個人からはじまる社会変革」

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10月、岡山県では県知事選挙が行なわれます。また、来年には岡山市長選挙、国政選挙も控えていて、この地域のリーダー層がもしかしたらガラッと変わるそんな機会がここ1-2年で訪れようとしています。しかしながら前回の岡山県知事選挙の投票率は43.8%、こんな県民全体の半分にも満たない投票数では選ばれたリーダーが民意を反映しているとは言えないし、何か変革を起こそうとしても抵抗勢力に負けてしまいます。


どうして投票に行かないのか?それは、他人事だからです。自分の生活にとって政治は関係ない、あるいは税金を払って生活インフラを享受することが当たり前になってしまっているから、殊更意識することなく日々の暮らしに忙殺されている人たちがほとんどなのではないでしょうか。とくに年代別投票率でいえば、投票率は年齢に比例すると言われる通り若者の投票率が低いです。それが若者向けの政策が少なくなってしまう原因ともなっています。


自分が何をしても世の中は変わらない、果たしてそうでしょうか?中東などで起こった民主化の革命は、個人たちがTwitterで繋がることによって、大きなムーブメントとなって社会変革をもたらしました。そのことを従順ならざる唯一の日本人=『白洲次郎』などを演じた伊勢谷友介さんが述べています。


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REBIRTH PROJECTでは、『人類が地球に生き残るため』という理念を掲げています。僕たちは自然の大いなる循環の中のひとつの生命体なので、その循環の中で、自分たちが生きることのできる環境を続けていくことが、生物として生まれた以上、ずっと変わらない目的というか、必要なことなんですよね。だけど今の人間の生活サイクルを続けていくと、地球の人口、70億人をまかなえるほどのものではすでにないことがわかっている。だから僕らは、生産物の効率化、継続性が可能な生産方法を提供していこうと、僕達の生活のサイクルの中に必ずあり続ける、『衣食住』の分野から、REBIRTH PROJECTをスタートさせたんです。だから、このプロジェクトを始動させること自体、洗濯とか掃除するとか飯食うとかそういうことと変わらない、当たり前のものだという気持ちなんですよね。


今回、この伊勢谷友介さん率いるリバースプロジェクト・クラウドガバメントラボの皆さんをお招きして、岡山県の閑谷学校で討論イベントを開催します。日本最初の平民のための学校である閑谷学校において一般市民主導の社会変革とは何かについて、実際に岡山県内で主体的に活動しているキーパーソンたちを集めて岡山県全体のムーブメントに繋げていこうという趣旨です。

<↓イベント案内はコチラから↓>




岡山県民は、岡山県政にとっては株主みたいなものです。これまではもの言わぬ株主として、役所や政治家のやることに対して半ば棄権するようにおまかせしていればよかったのですが、もはやそれでは岡山という地域は埋没していくだけです。1人1人が「従順ならざる岡山県民」として、これから変わっていくであろうリーダー層に対して自分の信念に基づいた意見を表明していかなくてはいけません。そのためのプラットフォームとして、ソーシャルメディアや対話の機会が用意されているのです。


今回は「従順ならざる岡山県民」が集まり、プリンシパルを持って岡山県政や地域の未来に対して主体的にコミットしていこうという最初の機会となります。個人からはじまる社会変革が岡山という地でどのように花開いていくのか、それはここに参加する1人1人の想いにかかっています。





当エントリに関連する過去エントリは以下のとおり。

未来を創る、ニッポンの現場に選ばれました
僕らが創る、新しい社会
政治不信に別れを告げ、統治を創造する。

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