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デジタルでBtoBセールスはできるのか!?

自分のツイートがまとめサイトに転載されて

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最近、キュレーションサイトが話題になっています。どこまでが引用なのか、どこからが問題のある転載なのか、私自身ははっきり言えるだけの知識がないので、ここではそのことは論じません。私のブログもほとんど引用はありませんし、引用した際には、明確に引用であると記載しています。

キュレーション自体は大手メディアだけに関わるものではありません。最も身近なところでは、Twitterからのキュレーション、平たい言葉で言えば、まとめ、でしょうか。

私はかれこれ6年ほどTwitterをやっています。仕事に関するネタが大半で、プライベートなことはつぶやきません。もともと仕事ネタのために開設したので実名で登録しています。
プライベートなことはつぶやきませんが、例えば雨が強くなってきたとか、その程度のことはたまにつぶやきます。

先週、通勤で利用する京葉線で、市川塩浜駅において男性が車両の下に潜り込み、運転が見合わせとなる事態に遭遇しました。そのとき私は東京駅で発車を待っていました。運転を見合わせているというアナウンスがあったのですが、その際、線路で寝ている人がいて暴れているので収容に手間取っているとの説明があったのです。

これには思わずなんだと思い、ツイートしました。

ホットなトピックだったためか、すぐに多くのリツイートがされました。そして、気づくと、NAVERまとめサイトに私のツイートが掲載されていたのです。

京葉線 市川塩浜駅の線路に転落した男が線路に横たわり救助拒否のため武蔵野線など遅延 12/15 (NAVERまとめ)

(私のツイートは1ページの4番目にあります)

まとめサイトといっても、今回のこのまとめは説明部分はほぼ皆無、全編ツイートの転載でした。

キュレーションが話題になっていたので、Twitterの規約はどうなっているのか、少し調べてみました。

ユーザーは、当社および当社のパートナーがユーザーのコンテンツを配信、配給、公表、または放送する際に、当社がユーザーのコンテンツを修正もしくは改変できること、および/または異なる媒体に適応させるためにユーザーのコンテンツに変更を加えることができることを理解しているものとします。ユーザーは、ご自身が送信するコンテンツに関して、本規約で付与される権利を許諾するために必要な、すべての権利、権能および権限を有していることを表明し保証するものとします。

これ以外にも関連すると思われる文はありますが、下記に尽きると思っています。

ユーザーは、当社や他の利用者に対し、ご自身のツイートを世界中で閲覧可能とすることを承認することになります。

要は、Twitterは運営側(Twitter社)も第三者もツイートを自由に活用できる、つぶやいた人の許可なく転載できる、ということなんですね。

私はもともと仕事ネタメインで、多くの人に見てもらいたいと思ってツイートしてますので、問題ないのですが、今回のキュレーション問題ではじめて規約を知り驚いた、という人もいるかもしれませんね。

ただ、今回の京葉線まとめサイトでもお分かりいただけると思いますが、ほとんどのユーザーは匿名なので、あまり問題ないと受け止めているのでしょうか。

私は実名であるせいか、いいねやリツイートよりも、私のプロフィール欄をクリックした人の方が多かったのが、特筆すべきことでしょうか。こいつ、何者なんだと。
結果、私のこれまでのツイートの中で、最もインプレッションが多いツイートとなったのです。

まとめサイトへの転載は、望んでもかなうものではないと思いますし、別にメリットがあったわけでもありません。でも、情報の発信、収集手段として、やっぱりTwitterは面白いなと、思ったのです。

ビジネスに役立つかなんてことは気にせずに、今後ともTwitterを楽しみながら使い続けようと思います。

私のTwitter http://twitter.com/nakataka919

参考
JR京葉線の電車の下に男が"立てこもり" 説得に応じず通勤ラッシュ混乱

IBM 中山貴之のWeb Page (平日は毎日更新中)

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