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すごい人の言葉は、やっぱりすごい - 木滑良久氏の言った言葉

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本を読んだり、人と話していて、この人すごいことを言うなあ、と感心することがある。大概、そういったすごい言葉を発する人は、すばらしい実績を残した方とかに多い。

嵐山光三郎氏の本は好きで、たくさん読んでいるが、この「とっておきの銀座」は、銀座百店会発行の「銀座百店」に掲載されていたエッセーを単行本にしたも のだ。 嵐山氏がウィークディの昼に、ぶらりと銀座に行き、嵐山氏の知り合いの有名人たちと最高のレストランや料亭のランチメニューを食べたり、銀座ならではの買 い物をしたりと、まあ羨ましい限り。

ある章で、嵐山氏の大先輩であり、伝説の編集長、現マガジンハウス取締役最高顧問、木滑良久氏といっしょにお買い物。渋い銀製品や山野楽器でハービー・ハンコックのCD などを購入している。木滑氏は、『ポパイ』や『ブルータス』の初代編集長として有名で、我々の世代の文化を創った人だ。買い物を終えて、行きつけの バーで、買ったハービー・ハンコックのCDを聞きながら、木滑氏は、嵐山氏にこう言った。

「あのな、運のいい人とつきあわなくっちゃだめですよ。運のいい人とつきあっていれば、運がこちらについてくるんだからね。人生ってのは、どうもそういうものなんだよなあ」

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