おっさん、美容室に行く、の巻
2月11日(月)本を買いに、神保町に来た。本を購入するする事など、特に面白くもないのだが、昨日は、人生初めての経験をしてしまった。
この数年、床屋に行くのが、面倒になってきた。ずっといすに座って、世間話して、髪を切られ、ひげをあててもらい、マッサージと称して、頭ははたくは、肩は揉むは、顔になんかクリームかなんか塗ってガーゼあてられて・・・。ああ、面倒くさい。しかも最近、床屋も予約をしろという。てやんでぃ、髪の毛切るぐらいの事でいちいち予約なんかしれられっかぃ。こちとら、江戸っ子でぃ(あ、嘘です)。
結果として、髪の毛が伸び、かみさんや知り合いの女性たちから「早く髪の毛を切りなさい」といわれた。「きょうあたり、床屋に行くかぁ」と思いながら歩いていたら、Homme Hair と書いた看板があった。男性専門の美容室らしい。
「予約はしてないんですけど、いいっすか?」
と聞いたら良いというので、入った。
スタッフは、ほぼみんな男性で、いすや鏡なんかの配置が女性の美容室と同じ(いままで、入ったわけではないですよ、外から見ただけ)。空いていたので、すぐにいすに座れた。女性の美容室も同じなんでしょうけど、最初に頭を洗った。しかも、例の仰向けシャンプーである。
初めてだったし、なんか変な感じだ。顔にガーゼを当てられていた。で、カットは別のいすに移動して。床屋だと、なぜか7:3に分けられて、襟足や、もみあげのところは剃刀を当てるのだが、美容室では、剃刀をあてない。
そう、床屋(理容室)と美容室の一番の違いは、剃刀を使うか使わないかだ。だから、ひげも剃ってもらえない。女性でたまにひげがうっすら伸びているのは、そのためか?そういやあ、かみさんのひげ、よく見ると結構濃いからなあ (ドスッ、ぅぅぅぅ。かみさんのボディ・ブロー炸裂)。
カットしてくれた、にーちゃん、関西弁で、けっこうおもしろいやつだった。でも、スタッフの男性の中には、あきらかにおねー系のやつもいて、うわーこっち来るなぁ。部屋中鏡なので、それとなく見回すと、客が増えてきたのだが、みんな細いやつらばっかり。ひとり、ずいぶんと太いやつがいるなあ、と思ったら、自分だった。はぁ〜、やせよう。
結論。男性専門の美容室は、江戸っ子の私には(うそだってば)居心地悪いが、カットは、床屋よりうまい。はさみの使い方がいいんだろう。今後、床屋に戻るか、居心地の良い美容室を探すか、どうしようかな。
なんの意味もない投稿で、すみません m(_ _)m