誰でも歳は取りたくない。だけどさぁ
きょう、サンの用賀オフィスから山王オフィスに移動する為、東急田園都市線に乗った時のこと。次の駅で、女性が乗ってきた。最近はやり?の、ショートパンツにブーツを履き、とても足がきれいなんです。むっつり助平なおじさんの私としては、ちょっとドキッとしたわけです。
ちょうど隣の人がじゃまで顔が見えない。となると、余計見たくなるじゃあないですか。じゃま、じゃま。どうも大きなサングラスをしているようでした。じろじろ見るわけにもいかないので、たまにちらっ、ちらっ、と覗き見です。そして、その瞬間がやってきてしまったのですねぇ。
「えっ、この人幾つなんだ?」
どうも、ですね、肩から上と下がアンバランスなんです。足がきれいだし、スタイルもほっそりしていて、きれいな方だとは思います。でも、そのファッションをするには、そのぉ。
世の中には、自分の好きなスタイルのためには、年齢を無視される人がいるのは事実で、白やピンクのフリルふりふりつきの、ふわりとしたスカートに、大きな帽子(ボンネット)をかぶって、籐のバスケットを持った、メルヘンおばあさんとか、赤い皮ジャン着たじいさんとか、いますけど。最近だと、「ゴシック・アンド・ロリータ」と言うんですか?あそこまで、行ってしまうのなら、それはそれで許してあげましょう。
でも、寸止め効いてない、自分の歳と微妙に、でも、確実に合わない服装は・・・・。難しいですよね。私なんかは、夏はポロシャツにチノパン、スニーカーにデイパックで出社してます。でも、これ大学時代からだから、もう、30年も同じ。変わったのはジーンズ(同然501)がチノパンに変わった程度。
あれ、30年も同じ格好していること自体、自分の年齢を考えていない証拠か。なんか、おもいっきり墓穴を掘ってますね。でも、じじい臭い格好もしたくないしなぁ。
鏡をじっくり見ないと、自分の歳って気が付かないですよね。でも、鏡を見たところで、心の中で自分の年齢を自覚しないから、いつまでも、若い気でいる。分相応という言葉があり、歳相応という言葉もあります。でも、常識・慣習に囚われたくもない。
歳をとるって、難しいですね。