新しいOSのスタンダードになれるか?ウブントゥ ( Ubuntu) ってどうなんだ?
最近気になっているOSに「Ubuntu(ウブントゥ)」というLinux OSがあります。今頃?と笑われてもしょうがないのだけれど、Ubuntuがサンの新しい半導体チップ「CoolThread T1」をサポートしていることを知ってから、興味が出てきました。Sun Fire T1000 / T2000 というサーバに搭載されており、実はこのマシン自身も、非常に画期的な製品です。
このUbuntu (というより前身の Debian Linux )が持っている「パッケージ管理ツール」が秀逸で、特に開発者にとっては、たいへん便利(というよりパッケージ管理を気にする必要がなくなってしまった)なのだそうです。
サンの持っているOSはご存知 Solaris ですが、Solaris のパッケージ管理は Ubuntu に比較してどうなんだろうと思います。もし、Ubuntu / Debian のパッケージ管理の考え方が開発者にとってたいへん便利なものなら、パクっちゃってもいいのじゃないかなぁ、と内緒で思っています(あ、内緒ではなくなっちゃったけど)。エレガントにパクるのは、プロの技ですからね。
さて、日本でどの程度 Ubuntu が浸透しているのかわかりませんが、Red Hat さんや Turbo さんとは異なるビジネスモデル (お客様に費用があまりかからない) で、しかも、機能的に良いものであれば、シェアが変わってもおかしくないのではと思います。導入費用を考えると、Red Hat さんや Turbo さんより Solaris の方が安いので、いままでの Linux ビジネスは成り立たないと思っています。この Ubuntu がまったく新しいビジネスモデルを展開するなら、Ubuntu に乗ってみるのもいいかなぁ、と。
Ubuntu をお使いの皆様、いかがですか?正直な感想があれば、お聞かせ下さい。