Web2.0だからといっても、つながるのなら安心してつながりたい
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Web2.0の時代は、許せる範囲内で自分の属性を公開する時代でもあります。
たとえば私もMixiを個人的な友人との情報交換の場として使っています。私の場合、マイミクさんは8人で日記もプロフィールも「友人まで公開」にしています。Mixiで公開できるプロフィールは、住所、血液型、年齢、趣味、職業、所属、好きな映画、好きな有名人、好きな音楽など多彩です。そんなに個人の属性をオープンにしちゃっていいのかな、とも思いますがどうなんでしょう。わたしの友人はほとんど全部公開しています。
すでにオルタナティブ・ブログで出身地や出身大学、前の会社、今の会社を公開しており、これは私が何者であるかをはっきりさせたいからです。でも、住所とかメールアドレス、電話番号は公開したくありません。
去る10月30日、青山ダイアモンドホールで開催された「Liberty Alliance Day 2006」でも、Web2.0の現状に対応できる話題がありました。そのなかで、弊社の下道が講演した内容を抜粋します。(すべての資料は今後こちらに掲載します)。
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属性を使った新しいサービスを展開する企業にとって重要な事は、
- 属性はユーザのもの
- 持ち主本人が利用方法を決める権利がある
- 安全に属性を公開・非公開にする仕組みが必須
ということでしょう。
これらを実現する技術要素としては、
- SAML/ID-FF/IDWSF
- Federation
- Strong Authentication
- iClient
- People Service
- Bulk Identity Federation
- Bulk Federated Identity Provisioning (今後)
などがあり、すでに技術としては存在しているので、今後はこういった面の実現化、導入が進んでいくでしょう。
なんか難しい話になりましたが、結局、Web2.0的サービスを提供している会社も、利用しているユーザも、情報管理の重要性を十分に理解してサービスを提供/利用しなければ、いずれまた大きな社会問題や犯罪が発生する元となるのです。
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