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外資系金融機関を担当する経営コンサルタントの活動記録 ~ プライスウォーターハウスクーパースの高橋正敏です。

ヨーロッパ人の好きな日本

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きょこさんの「キャンディ・キャンディよ、戻ってきて!という魂の叫びを今朝、拝見して、大いに共感した私は、早速、昼食時にその話題を同僚たちとしてみました。

私より若い年代の同僚はこの作品を知らないだろうとは思っていましたが、ヨーロッパ出身のメンバーは内容について、実によく知っていました。話が盛り上がってしまうのです。私も時々ニュースなどで聞いたことがありましたが、やはりフランスやイタリアなど(恐らく世界中で)では日本のアニメが大人気だそうです。

「確かアルバートさんってスカンクを飼っていたよね。名前は何だっけ」

「プッペだろ」

「キャンディが看護婦になって最初に担当した患者は誰だっけ」

「ウィリアム・マクレガーだろ」

こんなマニアックな会話(笑)をしながら昼食を楽しんだのでした。

特にフランス人にいたっては、「日本がアニメの作画を担当しただけで、ストーリーやキャラクターはフランス人が考えたのかと思った」とまで言っていました。第1次世界大戦中のアメリカ、ヨーロッパの歴史背景と人間模様をどうして日本人が描けるのか、と思ったようです。

日本人は、海外への関心は基本的に高いと思う。そしてドンドン取り入れて、アウトプットを出すのがうまいんだ。そしてそれを日本の良さとして海外に認めてもらうよう頑張っているんだよ。

私はそう誇らしげに解説しました。そしてそれこそが、我々のこの「外資系担当」のミッションに近い、と感じた次第です。

いやあ、それにしても懐かしい。

いがらし先生、水木先生、復活お願いします。世界が先生方を待っていますよ。

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