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GarageBand for iPadを使ってみた。スケール機能が強力すぎる

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 昨日、デモムービーを見た感想を書いたときに気になっていたのが、「♪scale」というボタン。やはりスケール機能だった。これでGarageBandは最強になる。Mac版を遥かに超えてしまった。

 Smart Guitarで試してみたムービーがこれ:

 Smart Guitarは、デモムービーで使われていたAcoustic Guitar以外に、Classic Clean、Hard Rock、Roots Rockが用意されている。上のムービーは、そのうちのHard Rockを使ったもの。ネックの右上にある、レスポールのトグルスイッチみたいなやつをCHORDSからNOTESに切り替えると、普通のギターのフレットが現れる。これはPocket Guitarなどのギターアプリと同じく、ギターを忠実に再現したインタフェースだ。

 そこで「♪scale」ボタンを選ぶと、スケールについての解説と、使用するスケールが出てきます。Major、Major Pentatonic、Major Blues、Mixolydian、Klezmer、Minor Pentatonic、Minor Blues、Japanese、Minor、Harmonic Minor、Dorian、South-East Asian。上のムービーではMinor Pentatonicを使っています。

 まあ、このくらいは簡単にできちゃう。Mac版のGarageBandではこういうことはできない。iPad版ならでは。さらに、これはシーケンスとして後でエディットできるというところがすごい。

 似たようなことはPocket Guitarでできるんだけど、後で編集することを考えたらSmart Guitarを使ったほうが便利。ちょっとした「それっぽい」ギターソロならこれでねつ造する人が増えてくるかもね。

 そして、もう1つムービーを作ってみた。Smart Keyboardのコードプレイ。ピアノの強弱がつけられるのと、コードの展開で4パターン、左手のベースラインもつけられるようになっているので、簡単な伴奏ならこれでできる。試してみたのが、ビートルズのLet It Be。片手でiPadを持ちながら撮影してるのでブレブレですが、片手で伴奏できているのがお分かりいただけるかとw:

追記:Smart Keyboard機能のコードプレイを使ってもう1曲作ってみました。Lean On Meのイントロです。けっこうそれっぽくなったんじゃないかと:

追記:ニッキー・ホプキンスがJeff Beck Groupで弾いていた、Girl From Mill Valleyをやってみました。ニッキーっっぽいコードプレイはSmart Keyboardだと簡単。二本の指でできちゃいます:

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