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電車の中のiPad、できることとできないこと

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 トリニティのGABAN Styleが手に入ってから、会社に自転車で行かない日、つまり電車を使っていくときにはほぼ必ずiPadを方からかけて行くようにしています。そのほかの用事があるときもこのスタイル。それでわかったことがいくつか。

 GABAN Styleはたすきがけにしているのですが、長さはちょっと伸ばしていて、腰のあたりにくる感じ。自分ではそれほど不自然ではないと思うのですが、遠目にもiPadだということはわかるようです。近所の中学生が自転車で通りすがりに「あれ、iPadじゃね?」と友だちに言っていたのが聞こえてきました。

 GABAN Styleは、四隅にストラップをひっかける突起があるのですが、その2カ所にストラップをかけることで、自由なスタイルで手に持ったり、肩や首から下げることができます。かっこよくもできるしかっこわるくもできる。ぼくはかっこわるいけど、自分的にはとても実用的です。

 たすきがけにするときには2つオプションがあります。iPadの表と裏、どちらを外側に出すか、です。裏を出していたほうが、まるみが外に出ることになるため、手がiPadに当たってしまうことが少なくなります。また、Appleロゴがそのまま出るためオシャレで、通行人にも注目されやすくなります(笑)

 電車で席が空くと、たすきがけにしたまま縦持ちして読書ができます。横持ちにするとちょっと長さが不足(もっと伸ばしておくといいのですが)。でも、村上龍の「歌うクジラ」を読む分にはちょうどいいのです。

 やろうと思えば、道を歩きながら読むこともできます。とても危険なのでおすすめはしませんが。かなり光量があるので、夜は前照灯代わりになるかもしれません。

 電車で座れないときは、つり革につかまりながら片手で持つこともできます。重いという人は必ずいますが、ハードカバーの本を読んでいると思えばいいのです。ほぼ片手で操作できるので、紙のハードカバーより楽です。しかもストラップがあるため、落とす心配はない。激込みの状態だとこれもおすすめできませんが。

 ただ1つ残念なのは、以前紹介した方法だと、iPadのおサイフケータイ化は無理だということ。まず、中央にSuicaカードを貼ると、ご指摘にもあったとおり、改札機を通ることができません。そこで、片側に寄せて貼り付けたのですが、エラー訂正シールを貼っていても誤認識してしまいました。うまくできるのかもしれませんが、これ以上追求しても実際に使うかというと、実用性には欠けてしまうので、iPhone 4をSuica、という現実路線に戻ろうかと思っています。

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