「ラジオを知らない子供たち」はラジコをどう聞くのだろう
radikoの記事が出てたので、その話を宮本記者としていたのだが、そこで驚愕の事実。「わたし、家を出てからラジオを聴くの初めてなんです」
聞けば、高校のときの実家のときにはCDコンポのようなものがあったらしいが、大学時代はPCとiPodのみ。社会人になってからもずっとラジオなしで暮らしていたらしい。特に不自由を感じることもなく……。
ラジオというのはいま、よほど能動的に特定のDJやアーティスト、タレントを追いかけているのでなければ手に入れようと思わないものなのではないだろうか。
実のところ、わが息子たち3人も、ラジオを聞いているようすがまったくない。長男はCDラジカセがあったのでかつては聞いていた可能性はあるが、下の2人はまったく聞いてない様子だ。受信機もないし。
そんな「ラジオを知らない子供たち」に、ラジコはどう映るのだろうか。ポッドキャストは知ってるけどラジオは知らないという人たちはその高い品質にどう思うのだろうか。
ラジオを知らずにぼくらは生まれた
ラジオを聞かずにぼくらは育った
ラジコになってある日始める
ボカロの歌をくちずさみながら
アイポッドがすきでアイチューンズがすきで
ポッドキャストがすきでユーストがすきで
そんな人たちがradikoという形をとったラジオに出会う。多くの子供たちは初めて。
そして、ラジオメーカーはこれからどうするんだろう。Androidベースのネットラジコプレーヤーでも作るのか。
あと、長い間お世話になったRadio Sharkはもうこれでお役御免かなあ。
ぼく自身は、ステレオで高音質のAMラジオというのに非常に新鮮な思いで、いい番組がないかと番組を探しているところです。ああ、ふるさと長崎の番組を聞きたいなあ。