ねえ、信じられる? iPhoneでグラニュラーシンセサイザーだってよ!
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シンセ好きなら聞いたことがあるかもしれないグラニュラーシンセサイザー。まあ、よくわからない人も多いと思います。わたしもReasonのMalstromでさっぱりわからなかったので(Malstromはグラニュラーテーブルという、進化版っぽい)。
サンプリングした音を細かく切った粒(グレイン)にして、そこをループさせるような感じなのかな。
そんな小難しい原理のグラニュラーシンセシスを採用したiPhoneシンセが出てしまったのですよ。いやはや、もうなんでもありですな。
そのiPhone初のグラニュラーシンセの名は「Curtis」(App Storeへのリンク)。115円。
iPhoneらしい機能はフルに使っています。まず、サンプリングはマイクから拾う。2本指を90度にぐにっとひねるとレコーディング開始で、2本指でタップすると終了。その間に録音されたものがグラニュラー化されているわけです。
コントロールは、縦軸がサンプリングされた音の時系列の動きで、横軸は、グレインの大きさ。左にいくほどグレインが細かく、右にいくほどグレインは大きくなります。
指を前後左右に動かすと、ステロイド強化されたスクラッチみたいなことができるのです。
これで音楽が作れるわけではないけど、グラニュラーシンセの入門としてはいいような気がします。だからといってMalstromが使えるようになる、というわけではない気がしますが(笑)
Curtis granular synthesizer from Lucas Kuzma on Vimeo.
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