KORG MS-10をDS-10っぽく使ってみてみてわかったこと
わが家にはリアルKORG MS-10があるので、7月の発売を待たずにKORG DS-10もどきのサウンドをつくってみました。
なんのことはない、MS-10から取り込んだ音をGarageBandでそれ風にしてみただけですが。
DS-10は6トラック使えて、そのうち4トラックがドラム。そのうち3トラックを使って、ハイハット風、スネア風、バスドラ風をMS-10でつくって配置してみました。
残り2トラックには、周期的なパルスをトリガーにした単音のシーケンス(音程変化なし)と、同じくパルスをパッチでトリガーしたものに、手弾きで音程変化をつけ、片手でカットオフフリーケンシー、ピーク(レゾンナンス)、PWM(パルス幅モジュレーション)をいじったものをおいてみました。
やってみてわかったのは、シーケンスを流しながら音色を決めたり、徐々に変えていくというのは、やはり手弾きではむずかしいということ。今回は、LFOのパッチと右手だけでできるシーケンスにしてしのぎましたが、この部分はシーケンサーで設定できれば簡単。
DS-10はそれをステップシーケンサーでやったり、カオスパッドモードでレコーディングでできたりと、さまざまなやり方でできるので、この程度のサウンドは5分もあればつくれちゃう。
音を重ねていく(重ねていくしかできない)KAOSSILATORとはまた異なるアプローチの、お手軽サウンドメイキングができるわけです。
ドラムに4トラック使えるので、バスドラ、ハイハット、スネアともう1つの音程変化のないシーケンスはそこに置いて、残りの1つに音程変化つきシーケンスを配置して、残る1トラックを、カオスパッドモードで自由に弾きまくる、といったかんじでしょうか。
5トラックにKAOSSILATORのソロをいれて6トラックにしてみたのがこちら。
ひさびさのMS-10はやはり楽しかったです。自宅に死蔵されているアナログシンセをおもちの方は、ひっぱりだしてDS-10の予行演習をなさってはいかがでしょうか。