2005年のコンテンツ総括
2005年のわが家はコンテンツの充実に明け暮れた日々でした。個人的な動きをまとめてみたいと思います。
●テレビ関係
まずは映像コンテンツから。最初はJ-COMの地上デジタル対応。うちは電波状況が悪くなったことからスカパーのディッシュは取り外してしまいました。J-COMのデフォルトチャンネルだけで十分に間に合うことが判明したため、有料TVはこれだけで済ますことが可能になりました。
CATVチューナーは新しい地上デジタル、BS、CATVの3種類対応のPanasonicデジタルチューナーと、旧式のPioneer製アナログチューナーの2台をレンタルしています。WOWOW、FOX、スーパーチャンネル、AXNあたりがダブらないように、2チューナーで調整しているわけです。スカパーで二重に払うよりは、チューナー2台をレンタルしたほうが安くつくのです。
アナログCATVチューナーは、iPod/PSPで使えるMPEG-4レコーダー「い〜レコ」にもつなげており、スタートレックやスペース1999、ワールドビジネスサテライトなどの帯番組を録画し、空いた時間でiPodやPSPで気軽に見ることができるコンテンツを量産しています。
アナログTV(1〜12ch)は、G4 CubeとUSBチューナーでレギュラー番組は録画し、それ以外の突発的な番組、家族向けは、年末に3万9800円で手に入れたDIGAの2チューナー録画HDD/DVDレコーダーを使っています。いちおう、3番組同時録画が可能な体制なので、不自由はしていません。というか、見るべき番組のあまりの少なさに唖然。
●音楽
音楽関係では、iTunes Music Storeがついに日本上陸したわけですが、うちでは既にiTMS-USのコンテンツをとある方法で購入しているため、それほど大きな変化が合ったわけではありません。しかし、子供たちにとっては大きなインパクトがあったらしく、「ソニーはまだか」と、何度聞かれたことか。「年内にiTMS-J参入」
というのは、やはり「トバシ」だったんでしょうか。
iTMSはますます充実してきています。トップページで取り上げられることはないですが、トッド・ラングレンのほぼ全コンテンツがiTMS-USで購入可能となっています。マイ・ベストのiMixをそのうち作ってみようと思うので、その際にはぜひ試してみてください。これほどすばらしい音楽を逃していたことにびっくりすることでしょう。
日本からアクセス可能な音楽購入サイトとして、Yahoo! Music Unlimitedがあることは、あまり知られていません。iTMS-USへのアクセスと同様に、IPによるリージョン制限がかけられていないため、日本から購入できる環境にある人たちもいます。
Y! UnlimitedはiTMSと並ぶレベルのコンテンツのほとんどを自分のマシンにダウンロードし、再生することが可能なサービスです。月額で数ドルを支払えば全コンテンツへのアクセスが可能になるので、非常に便利です。現在、これとiTMS-USの兼用により、音楽コンテンツで不自由することはほとんどなくなりました。
iTMSで音楽ビデオのデフォルトフォーマットがH.264の320×240と決まったので、自分のビデオクリップ環境はこれで統一することにしました。現在、H.264にエンコードした音楽クリップは62曲。iTMS-USの音楽クリップは、80年代のがもうちょっと充実していてもいいと思います。
●ポッドキャスト
これは来年、作るほうに回ろうかという計画あり。まずはジングル作らないと。最近では、ポッドキャストよりも既存のラジオをMP3化して聞くほうが面白くなりつつある。ほんと、ラジオって面白さの割に過小評価されてるよなあ。伊集院光の「深夜の馬鹿力」、すばらしいです。
●ビデオ
年末に、Windows専用で提供されているオンデマンドコンテンツを見るために、HPのノートPCを導入しましたが、どうしても見たいというものはまだありません。まあ、キャシャーンの初回をYahoo!動画で初めて見たというのがちょっとうれしかったかも。
それよりも、今年のコンテンツ的大ニュースは、バトルスター・ギャラクティカですよ。ディープスペースナインが最高のテレビドラマでしたが、それを超えましたね(さすが、元スタッフが作り上げただけのことはある)。旧宇宙空母レベルだと思ってバカにしてはいけません。
わたしはようやくミニシリーズ、シーズン1、シーズン2前半まで追いつくことができました。シーズン1はDVDでしたが、シーズン2前半の10話は、iTMS-USのビデオ購入で見ることができました(ようやくDVDが発売されましたが、リージョンの関係で見ることができない)。iTMSではシーズン2後半のプレビュー(20分)を無料ダウンロード提供していますが、それがネタバレにならないためには合計27話を見ないといけないので、ついていくのもけっこう大変なわけです。ただ、その価値はありますよ。
1月6日にはシーズン2後半が始まります。放映翌日にはiTMSでダウンロードできるので、前回のクリフハンガーからいち早く脱出できるのです。ああ、楽しみ。
そこまでの根性がない人たちは、WOWOWでのシリーズ放映(ほんとか?)を待ちましょう。放映が始まれば、すべてのSFドラマはかすむはずですので、覚悟しといてください。