私的記録
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日本のiPod課税が大きな話題に。以前から継続されているトピックですが、一般紙でも大きく取り上げられています。iTMS/J前夜ということや、iPodの社会認知度が上がったこともあるでしょう。本田さんの意見はごもっとも。
それにしても、元になった記事で利権を訴えている人たちの写真は、明らかに「古い」人たちであり、こういう人たちが声を上げたとしても、逆効果でしかない。CCCDの正当性を訴えたときのように、若いアイドルを使うとかすればいいのにねえ。
制度がテクノロジーについていっていないというのはこれで分かるのだけど、テクノロジーが実際の利用状態についてこれていないというのも、今後は考慮すべき問題だと思うのですよ。例えばiTunesのDRMがそう。
我が家では、家族5人が全員、iPodを所有し、iTunesでライブラリを構築しています。で、iTMSで購入した楽曲は、大きなストレージにある別のサーバマシンにおいて、「音楽共有」で使っているじゃなかった、使うことになるわけです。CDからリッピングした音楽はみんなで共有できるけど、プロテクト付きAACは、最大5台まで。他のDRMよりは制限がゆるいとはいっても、うちの家族には明らかに不向きなのです。だいたい、書斎では購入した音楽を聴けないことに(と想定されるわけです)。
DRMの制限を10台までにして、価格は2割増しっていうのだったら、出してもいいと思うんですけどね。そしたら、トイレにでも、寝室にもMac/PCを置ける。実際のところ、我が家でiTunesを再生しているマシンは9台あるので、もうちょっと余裕がほしいですけどね。
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