大衆は「対決」がお好き
出張で青森に行きました。
人生で初青森です。
新幹線で八戸駅まで行き、そこで乗り換えして、
青森駅に着くのですが、19時に出発して、
到着が23時30分と4時間半も掛ります。
東北新幹線が全線開通すれば、便利なんですけどね。
あと128日で開通だそうです。
普段、東京にいるからかもしれませんが、
地方は人が少ないし、商店街も閉まっている店が多く、
やはり「どうやって地方経済を活性化させるか」は
重要な社会問題なんだと改めて痛感しました。
青森といえば、「ねぶた祭り」と「りんご」のイメージでしょうか。
地方はこのような観光や特産物の目玉をつくることが課題です。
そこで求められるのが、PRの力だと思います。
宮崎県の営業マン、東国原知事のようにPRに力を入れられれば、
県も活気づいてくるでしょう。
たとえば先ごろ、浜松市の餃子がニュースになっていました。
餃子といえば、宇都宮市(栃木県)というイメージが一般的ですが、
それに異を唱えたのが浜松市(静岡県)です。
浜松市には、全国シェアナンバーワンの餃子製造機メーカーがあったり、
餃子専門店が約80軒もあるそうです。
あまり知られていませんでしたが、実は全国に誇れる「餃子王国」だったのです。
そこで宇都宮市に対抗して「餃子消費量日本一」を宣言したのです。
この「宇都宮vs浜松」で浜松市は一躍「餃子の街」として有名になりました。
あえてライバルを挑発する「対決」という手法で
話題をつくり、浜松市をPRしているのです。
このようにアイデアを捻れば、地方でも
注目を集めることができるのです。
しかし、地方の方ほどこのようなPRノウハウを知らないことが多いのも事実です。
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