三大非常識!ヒール・セクシャル・スキャンダル!
テレビなどを観ていると、いつも世間を騒がし、
ワイドショーで取り上げられる有名人がいます。
そんな有名人は何か人とは違った“非常識”な部分を
感じることが多くありませんか?
「非常識」は常に注目を集めます。
ヒール、セクシャル、スキャンダル。
私はこれをバズの3大非常識と呼んでいます。
日本だけでなく、世界から伝わってくるエンターテインメントの話題、
クチコミに、この3つの要素が多く含まれています。
例えば、お騒がせセレブ「パリス・ヒルトン」の場合
このお騒がせセレブに関しては、たとえ彼女が嫌いだったとしても
見たことがない人、聞いたことがない人はいないでしょう。
パパラッチに追われるパリスが、なぜか一日に何回も服を着替えているのは
あきらかな「PR戦略」ですが、こんなのはまだまだ序の口です。
元彼氏から流出したと噂されるセックステープがネット上で公開されていたり、
飲酒運転で刑務所から釈放される際に、テレビカメラが取材する中、
その釈放シーンを、自身がプロデュースするジーンズのファッションショー
のように展開するなど、まさにその「非常識」な宣伝方法はアメリカだけでなく、
世界中にパリス・ヒルトンの名前をしらしめました。
パリス・ヒルトン物語はいつも過激なのです。
ヒール:パリスの不良で過激な振る舞い
セクシャル:ポルノ仕立てのグラビア、セックスビデオの流出
スキャンダル:無免許運転による刑務所からの出所
彼女主演のテレビ番組が高視聴率になったり、プロデュースする商品がバカ売れしたりと、
パリスがヒルトン家の資産を増やすと誰が思っていたでしょう。
パリスはまさに3大非常識を使いこなし、
圧倒的なマスコミ露出とクチコミを発生させています。
パリス・ヒルトンだけではありません。マドンナやブリトニース・ピアーズ、レディ・ガガなども
この「非常識」を使って話題をつくり出しているのです。
しかし、非常識なことをすれば必ず成功するわけではありません。
むしろ、通常失敗することの方が多いでしょう。
成功する非常識は非常識にふるまっているように見えて、
そこには計算された演出が見え隠れしているのです。