オール光ネットワークの構築に向けた技術開発とWGの取組
総務省は2024年2月28日、「情報通信審議会 情報通信技術分科会 技術戦略委員会
オール光ネットワーク共通基盤技術WG(第1回)」を開催しました。
総務省ではBeyond 5G基金事業に取り組んでいます。本事業では、2030年代の導入が見込まれる次世代情報通信インフラBeyond 5G(6G)について、我が国の国際競争力の強化や経済安全保障の確保を図るため、社会実装及び海外展開を見据えた民間企業や大学等による研究開発・国際標準化を支援しています。
今後の基金事業の拡充では、オール光ネットワークの事業者間連携のための共通基盤技術の開発などを推進していくとしています。
オール光ネットワークの構築に向けた技術開発の概要は以下のとおりです。これまでは個別技術の開発が中心でしたが、オール光ネットワークの事業者間連携のための共通基盤の構築に向けて、令和5年度補正予算により基金を拡充しています。
本WGでは、オール光ネットワークの共通基盤技術の開発にあたって、業界横断のエコシステム、ディスアグリゲーション型のオープンなネットワーク等の重要性に関する意見が出されています。
出典:総務省 情報通信審議会 情報通信技術分科会 技術戦略委員会 オール光ネットワーク共通基盤技術WG(第1回) 2024.2.28
オール光ネットワーク共通基盤技術WGの設置について
総務省では、オール光ネットワークに係る共通基盤技術の研究開発方針の策定やプロジェクトの成果に係る標準化等を含めた普及方策の検討を行うため、技術戦略委員会の下に、有識者からなるワーキンググループを新たに設置しています。
これとともに、事業面の評価やモニタリング等を実施している革新的情報通信技術プロジェクト
の名称を変更しています。
出典:総務省 情報通信審議会 情報通信技術分科会 技術戦略委員会 オール光ネットワーク共通基盤技術WG(第1回) 2024.2.28