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生成AIの浸透とキャリア観

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株式会社ビズリーチは2023年7月25日、年収750万円以上のビズリーチ会員を対象に「生成AIとキャリア観」に関するアンケートを実施し、生成AIが自身の業務やキャリア観にどのように影響したかを調査しました。

生成AIの進化がビジネスパーソンのキャリア観を変えていることが、新たな調査結果から明らかになっています。

具体的には、生成AIの登場によって自身のキャリア観が変わったと感じている人が全体の35%にも上ります。このうち9.5%の人々が「大きく変わった」と感じており、さらに25.5%の人々が「少しずつ変わってきた」と感じています。

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出典:ビズリーチ 2023.7.25

さらに詳しく見てみると、多くのビジネスパーソンが生成AIをうまく活用することで、自分の仕事の効率を上げることができると考えています。

調査に回答した人々のうち52.7%が「生成AIを使って仕事の効率を上げるべきだと思う」と答えています。

また、48.3%が「新たなスキルを身につける必要があると思う」、37.3%が「柔軟に対応できるキャリアを作るべきだと思う」、14.1%が「新しい仕事や転職を考えるべきだと思う」という意見も寄せられています。

これらの意見は、新しいテクノロジーの出現が、私たち自身の仕事やキャリアについて再考する機会を提供していることを示しています。

さらに、フリーコメントでも「現在のところ大きな影響はない」という声がある一方で、「AIはキャリアを広げるチャンス」「仕事の幅が広がるチャンス」といった意見も見られ、生成AIを活用することで、効率性や価値の向上を期待する声も多くありました。

これらの結果から、生成AIと共に働くことで、ビジネスパーソン自身が自分のキャリアを考え直す機会が増えていることがわかります。

そして、これは今後の職場環境やキャリア形成に大きな影響を与える可能性があるでしょう。

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出典:ビズリーチ 2023.7.25

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