クラウドネットワーキング市場の5つの主要なセグメント 〜IDC調査から
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アプリケーション、ワークロード、データがますますクラウドに移行するにつれて、クラウドネットワーキングの重要性は高まっています。
IDCが2023年7月25日に公表した調査では、2023年のクラウドネットワーキングサービスの世界全体の収益が194億ドルに達すると予測しており、市場は2022年から2026年までの期間で年間成長率(CAGR)が27.9%となる強い成長が見込まれています。
クラウドネットワーキングサービスは、アジリティ、柔軟性、レジリエンス、スケーラビリティといったクラウドの特性を持つ現代のデジタルITおよびビジネス機能を構築するのに重要な役割を果たしており、ビジネスが迅速に変化する市場環境に対応するために不可欠となっています。
そして、これまでのクラウドサービスと同様に、従量課金のサービスモデルとして提供されています。
IDCの調査では、クラウドネットワーキング市場の5つの主要なセグメントを特定しています。
- クラウド接続/相互接続
- クラウドWAN(トランジット)
- ADCaaS(IaaSロードバランシング)
- IaaSサービスメッシュ
- クラウドVPN
です。
クラウドネットワーキング市場の最大のセグメントはクラウド接続/相互接続で、全収益の半分以上を占めており、21.1%のCAGRで拡大すると予測しています。
二番目に大きな技術セグメントであるクラウドWANは、5年間のCAGRが112.3%と最も成長が速いカテゴリーになると予測しています。
そして、IaaSサービスメッシュも、68.2%のCAGRで強い成長を見せると予測しています。
一方、ADCaaSとクラウドVPNは、それぞれ17.5%と11.8%のCAGRでより穏やかな成長になるとと予測しています。
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