デジタルライフライン全国総合整備計画の実現に向けて
政府は2023年6月2日、「デジタル田園都市国家構想実現会議(第13回)」を開催しました。
今回はこの中から、デジタルライフライン全国総合整備計画の実現に向けた取り組みについてとりあげたいと思います。
⾃動運転⾞両、ロボット、ドローンをトータルにモビリティとして捉え、移動需要に対する新たなモビリティ政策を検討していくことが必要となっています。
⾃動⾛⾏等の全国展開に当たっては、単なる実証ではなく社会実装につながるよう、個別事業の持続可能性を担保するための要件(社会的インパクトや、新たな需要・投資の明確化、必要なKPI)を明確化することが必要であるとしています。
デジタル社会推進会議の下にモビリティワーキンググループを設置し、デジタルライフライン全国総合整備実現会議と連携して、2023年度(令和5年度)中を⽬途に「モビリティ・ロードマップ(仮称)」を取りまとめる計画です。
出典:デジタル田園都市国家構想実現会議(第13回) 2023.6.2
デジタルライフライン全国総合整備実現会議の体制図は以下のとおりです。
出典:デジタル田園都市国家構想実現会議(第13回) 2023.6.2
デジタルライフライン全国総合整備計画の検討⽅針は、⾃動運転やAIの社会実装を加速〜「点から線・⾯へ」「実証から実装へ」です。
⼈⼝減少が進むなかでもデジタルによる恩恵を全国津々浦々に⾏き渡らせるため、約10年のデジタルライフライン全国総合整備計画を策定。官⺠で集中的に⼤規模な投資を⾏い、⾃動運転やAIのイノベーションを急ぎ社会実装し、⼈⼿不⾜などの社会課題を解決してデジタルとリアルが融合した地域⽣活圏※の形成に貢献するとしています。
出典:デジタル田園都市国家構想実現会議(第13回) 2023.6.2
政府の推進体制は以下のとおりです。
出典:デジタル田園都市国家構想実現会議(第13回) 2023.6.2