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デジ⽥交付⾦により新たに⽣まれたマイナンバーカード利⽤サービス

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内閣官房は2023年3月31日、「 デジタル田園都市国家構想実現会議(第12回)」を開催しました。

今回は、デジ⽥交付⾦により新たに⽣まれるマイナンバーカード利⽤サービスを中心にとりあげたいと思います。

政府では、マイナンバーカードの利活⽤拡⼤に向けて、⼀⽣涯どこで暮らしていても、教育から⽣活、医療に⾄るまで、デジタルの⼒で便利で安全な先端サービスが提供されるデジタル社会への移⾏の加速化を図るとしています。

そのパスポートとなるマイナンバーカードの本⼈確認・証明機能を、⽣まれてから亡くなるまで全国⺠が活⽤できる国⺠インフラとして普及させるとともに、各府省の施策を総動員して、マイナンバーカードの利活⽤拡⼤と利便性の向上を図っています。

このため、関係省庁に所管分野における⽀援の強化を要請し、マイナンバーカードの利活⽤促進プランをとりまとめるとしています。

デジタル田園都市国家構想の交付金により、マイナンバーカード利⽤サービスの利用も拡大しています。

本年3⽉10⽇に採択結果を公表したR4補正デジ⽥交付⾦デジタル実装タイプにより、2023年度中に565のマイナンバーカード利⽤サービスがスタートしています。

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デジ⽥交付⾦により新たに⽣まれるマイナンバーカード利⽤サービス
出典:デジタル田園都市国家構想実現会議(第12回) 2023.3.31

優良事例を⽀えるサービス/システムの横展開の加速化への取組も展開しています。

①主要分野ごとに優良事例を⽀えるサービス/システム(ベスト・リファレンス)をカタログ化
②ベスト・リファレンスを調達するための標準的な要件・機能を整理
③DMP(デジタルマーケットプレイス)を連携・活⽤

の3つのステップにより、マイナンバーカードを活⽤した優良な事例の横展開を加速していくとしています。

優良事例を⽀えるサービス/システムのカタログ化していくためのイメージです。

スクリーンショット 2023-04-08 183939.png

優良事例を⽀えるサービス/システムのカタログ化
出典:デジタル田園都市国家構想実現会議(第12回) 2023.3.31

マイナンバーカードを利用したケースがいくつか紹介されていますが、一つ紹介したいと思います。

マイナンバーカードを活⽤した地域ポイントサービスでは、域内での購買活動やボランティア活動等にマイナンバーカードと連携した地域ポイントアプリでチェックインを⾏うことでポイントを付与し、個⼈の貢献を可視化する。ポイントをためることで、体験サービスやまちづくりへの参加、地域商店街での購買活動を促進することで地域活性化につなげる取組を紹介しています。

スクリーンショット 2023-04-08 184216.png

マイナンバーカードを活⽤した地域ポイントサービス
出典:デジタル田園都市国家構想実現会議(第12回) 2023.3.31

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