自動車産業の最近の動向

経済産業省は2023年4月5日、「第14回 産業構造審議会 グリーンイノベーションプロジェクト部会 産業構造転換分野ワーキンググループ」を開催しました。

今回はこの中から、自動車産業の最近の動向についてとりあげたいと思います。

世界の主要市場における自動車販売台数では、世界の主要市場の自動車販売台数をみると、市場規模が大きいのは、中国（約2,700万台）、
北米（約1,700万台）、欧州（約1,400万台）となっています。

日本国内の市場は、我が国市場は、約420万台。ASEAN・インドを合わせたアジア市場は約1,000万台です。

世界の主要市場における自動車販売台数
出典：経済産業省 第14回 産業構造審議会 グリーンイノベーションプロジェクト部会 産業構造転換分野ワーキンググループ 20023.4.5

次に、電気自動車（EV）の販売台数比率です。

2022年の世界販売台数約7,870万台のうち、電気自動車（EV）が約10％(約774万台)を占めています。

特に欧州・中国におけるEVの販売台数は堅調に増加。新型コロナウィルスの影響を受けた優遇策強化も起因し、特に欧州においては販売台数が急速に増加しています。

電気自動車（EV）の販売台数比率
出典：経済産業省 第14回 産業構造審議会 グリーンイノベーションプロジェクト部会 産業構造転換分野ワーキンググループ 20023.4.5

各国・地域の電動化等の目標です。

日本の2030年販売目標は、EV・PHV：20～30％、FCV:～３％、HEV：30～40％

そして、日本の2035年販売目標は、電動車（EV/PHV/FCV/HEV）：100%　です。

各国・地域の電動化等の目標
出典：経済産業省 第14回 産業構造審議会 グリーンイノベーションプロジェクト部会 産業構造転換分野ワーキンググループ 20023.4.5