ヘルスケア産業市場のポテンシャル、2025年には市場規模が約33兆円に
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経済産業省は2023年2月9日、「第3回 新事業創出ワーキンググループ」を開催しました。
今回は、この中から、第3回 新事業創出ワーキンググループにとりあげたいと思います。
ヘルスケア政策の目指す姿で柱になるのは3つです。
国民の健康増進
予防・健康づくりによる健康寿命の延伸(不健康期間の短縮)
⇒ Well-beingやQOLの向上
持続的な社会保障制度構築への貢献
• 社会保障の「担い手」の増加
• 医療・介護本体の高度化、生産性向上
• 新たなカネの出所、担い手の整備
経済成長
• ヘルスケア産業の創出
• 労働力(量と質)の確保
をあげています。
こういった中で、ヘルスケア産業市場のポテンシャルを以下のようにまとめています。
日本においては、 ヘルスケア産業市場の年平均成長率は約3%で、2025年には市場規模が約33兆円になると推計しています。
世界的には、ウェアラブルなどのウェルネス・予防分野(※)の年平均成長率は11%という推計も存在しています。
ヘルスケア産業市場のポテンシャル
出典:経済産業省 第3回 新事業創出ワーキンググループ 2023.2.9
ヘルスケア産業政策の全体像をみてみましょう。
医療DX(PHR)の推進などのインフラ整備を通じて、健康経営拡大などの投資拡大、さベンチャー支援などによる産業の創出、さらには、アウトバウンドなどの海外マーケットの獲得により、ヘルスケア産業の発展が期待されます。
ヘルスケアの全体像
出典:経済産業省 第3回 新事業創出ワーキンググループ 2023.2.9
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